ビタミン豊富で夏にもぴったりな果実酒を、たった3日で作る!
フレッシュな果物をたっぷり使った果実酒は、見た目にかわいいだけではなく、栄養も豊富で女性にうれしいお酒。通常は完成までに数週間ほどかかりますが、今回はより手軽な果実酒作りを楽しむべく、3日仕込みに挑戦!
ジャムの空き瓶や100均でも手に入る小さな瓶を使い、短時間でできる飲み切りサイズの果実酒を作ります。
少量ずつ数種類の果実酒を作っておけば、キャンプでもみんなでシェアして楽しめますね。
瓶はしっかりと煮沸消毒、またはアルコール消毒をして、清潔にしておいてください。
少しの工夫で漬け込み期間を劇的に短縮!
果実酒の材料
・お好きな果物 各150g
・ホワイトリカー 各1カップ(180g)
・グラニュー糖 各大さじ2(30g)
果物は皮をむき、小さめにカットしておきましょう。こうすることで短時間でも果物の風味が全体に溶け出しやすくなります。
また、通常の果実酒作りは氷砂糖を使用し、ゆっくりと溶かしていく場合が多いのですが、今回は溶けやすいグラニュー糖を使用します。
ちなみにホワイトリカーとは無色透明の焼酎のこと。果実酒作りにはウイスキーやブランデーを使用することもありますが、今回のように短期間で漬け込む場合には、ホワイトリカーの使用をオススメします。アルコール自体に香りがないので、漬け込む時間が短くても果物の風味が付きやすいのです。
果物は好きなものを選ぼう
今回、果実酒にするのはこちらの3種類。
せっかくなので、瓶を並べたときにかわいい色味の果物を選びました。最初はスイカではなくピンクグレープフルーツの予定だったのですが、スーパーにスイカがたくさん並んでいたのでこちらに変更。スイカがあるだけで夏感がグッと上がります!
作り方はたったの3工程
作り方はとっても簡単。
<1>瓶にホワイトリカー、グラニュー糖を入れる。
<2>ゆっくりと瓶を振り、グラニュー糖をある程度溶かす。
<3>カットした果物を入れる。
以上です。あとは冷暗所に保管して、1日1回は瓶を振るようにします。仕込みが済んだ状態の瓶がこちら。
スイカの瓶だけグラニュー糖が残っていたので、気が付いたらこまめに瓶を振るようにしていました。そして2日目には…
スイカの瓶のグラニュー糖もしっかり溶けました。そして昨日は底に沈んでいたキウイが浮いています。全体的に果物の体積が減っているような…?それだけ果物の果汁が溶け出しているということでしょうか。
そして3日目。
光に透かして見ると、うっすらとお酒が色づいている…気がします。果たして、ちゃんと風味は付いているのでしょうか?
開封してみましょう!
短期間仕込みといえど、開封するときのドキドキは同じ。完成した果実酒をさっそく開封してみると、想像以上にトロピカルな香りがします!これなら味も期待できそうです。
果実酒はソーダで割っても美味しいですが、最初はぜひロックで味わってみましょう。彩りとしてミントを添えると、より爽やかさがアップ。夏にぴったりな1杯が完成です!
飲んでみると、3種類ともしっかりと味がついていました。特にパイナップルの香りが際立っていたので、短期間で作る果実酒に向いているかもしれません。
ひと通りロックで味わったら、次はソーダ割りにしてみたり、違う種類をブレンドしてみたり。1つの瓶でグラス2、3杯程度の量なので、ロックで飲んだあとにアレンジしたりシェアしたりするとちょうど飲み切れる量になっています。
アレンジは自由自在
今回はひとつの瓶に1種類のフルーツで作りましたが、数種類の果物を詰め合わせてみても楽しそう。ふるまいたい相手の好きなフルーツやイメージにあう色のフルーツを詰め合わせて、オリジナルブレンドのひと瓶をプレゼントしても喜ばれるかもしれません。
誰かと一緒に楽しみたくなる、かわいくて夏にぴったりな瓶詰め果実酒。とっても簡単なので、ぜひ試してみてくださいね。