こんにちは。『b*p』編集部の中山です!
朝ごはん、ランチ、デザートとおなかを満たした後は、映画『千と千尋の神隠し』の舞台になったともいわれる九份へ。
九份への行き方は、電車、バス、タクシーの3種類があります。
私たちは、いちばん速いといわれたバスを選択。メトロ「台北車站駅」のSOGOの近くからバスが出ています。所要時間は1時間ぐらいで、100元。予約はなくても、乗れます。
しかし、運転手の運転が荒い!
何度も窓に頭をぶつけながら、九份に向かいました。
雨が多い地域だそうで、この日も雨でした。
でも、仲見世のなかに入れば、屋根があるので傘がなくても大丈夫。商店が密集していて、まったく前に進めない!
最初に見つけたのがコーヒーショップです。
手前は氷を溶かして作るアイスコーヒー。
日本で、サードウェーブコーヒーが流行っていますが、台湾も同じなんですかね。お姉さんが一杯一杯淹れてくれましたよ!
コーヒーを入手した私が向かったのは、パイナップルケーキのお店!
せっかくコーヒーを買ったのだから、それに合うお菓子を買わなくちゃ。
『老珍香餅店』では、お店で手作りをしていて、バラでお願いすると、出来立てを販売してくれました。10個入りで220元。良心的な価格で、しかもおいしい~。甘すぎず、バターの味もしっかりとしています。おみやげにも購入しました。
■『老珍香餅店』
・仲見世に入ってすぐ。
・営業時間:10:00~19:00
雨でしっとり濡れたせいか、ちょっと寒い。そこで目に入ってきたのが『九份傳統魚丸』の魚丸湯!
九份といえば「芋圓」(お芋のダンゴ)、「草仔粿」(草餅)、「魚丸」(魚のつみれ)など、お団子系が人気なんだそう。
あっさりなんですが、団子から溢れ出る旨味エッセンスで、スープの味がどんどん濃厚に。うまい。そしてあたたまる!
■『九份傳統魚丸』
・仲見世通りの中間ぐらい。
・営業時間:平日/10:30~19:00、休日/10:00~20:00
おなかもふくれてきましたが、まだ別腹には余裕が。
甘い香りの先にあったのが、洋菓子のお店『米詩提甜點王國』。私が買ったのは、デニッシュにたっぷりのサツマイモ餡が入ったパン?のようなもの。
とにかくドッシリギッシリ食べごたえ抜群! サツマイモをそのまま食べているような、ほどよい甘さが癒やしてくれます。
こちらは食べませんでしたが、見た目が気になったミートボール。何軒かお店があったので、人気なのかも。でも、ビジュアル的に食べるのに勇気がいりそう…。
クレープのような生地にアイスとピーナッツキャンディー、そしてパクチーが入ったお菓子も人気でした!
商売上手のふたりに薦められて、「阿里山珠露茶」と「烏龍茶」を購入。濃い味の食事や脂っこいものを食べたときに、スッキリさせてくれるお茶で、最近、毎日飲んでおります。
再び、バスで台北市内へ。1時間も揺られたせいで、またもやおなかがすいた私。向かったのは、『阿宗麺線』!
ちょっと見た目は汚いような気がしますが(笑)。平日で400、週末では600は売り上げるという人気店なんです。
カツオ出汁のとろみのあるスープに味の染みた麺と豚の大腸、こりゃたまらんです!
■『阿宗麺線』
・メトロ「西門駅」から徒歩3分
・営業時間:10:30~22:30(金土日は23:00まで)
・定休日:旧暦大晦日
このあと、夜市に繰り出す予定だったのですが、食べ過ぎ、歩き過ぎで、本日ギブアップ。夜市はやめにして、次の日に備え足裏マッサージに行くことに!
『足強足体養生館』は、女性でも入りやすい清潔感のある店内で、リーズナブル。しかも、マッサージ師の腕がすばらしい!
角質除去と足裏マッサージ、肩マッサージの60分コースで600元。足裏は、どこを押されても強烈に痛くて「全身不調」とマッサージ師さんにいわれました……。でも、気持ちいい!
■『足強足体養生館』
・メトロ「西門駅」から徒歩5分
・営業時間:10:00~26:00
・定休日:旧正月
台湾のテレビCMで、このお茶を飲んでいるモデルさんがスタイル抜群だったので、私も購入。これのおかげ?なのか、これだけ食べても太りませんでしたよ!
次回は、夜市の話などを。
文=中山夏美