本(Book)でもあり、家具(Furniture)でもある「BOOKNITURE」を生み出したのは、
香港を拠点にしているデザイナーのMike Mak。
世界でもっとも人口密度が高いというかの地だからこそ、
こんな合理的なアイテムを考えついたのだろう。
本の体裁をしているということは、見た目にシャレていること以上に、
片づけ場所が本棚であるという意味が大きい。
どこにしまえばいいかわからないアイテムというのは意外と多い。
その辺に置いてもサマになるデザインだが、本棚に収まる姿はもっと美しい。
素材は紙、といっても強化処理したクラフト紙。
耐荷重は900キログラムで、ある程度の水滴や湿気も大丈夫。
小さなイスとしての使い方がスタンダードだが、
サイドテーブルにも使えるし、板を渡せば棚の土台としても使える。
コンパクトなので、ちょっとしたピクニックなどに持っていっても便利だ。
テーブルにもイスにもなる。
来客者には「その本、取って」と取らせつつ、これを広げれば驚かれることだろう。
知的なジョークである。
【カラー】
フィールドブラウン、レザーブラック
【スペック】
使用時は直径36×高さ33cm。椅子の高さ34.3cm。
収納時は縦33×横18×厚さ4cm。約1.5kg。
耐荷重約900kg。クラフト紙(強化処理)。シートはフェルト。
中国製。