ドリップコーヒーを淹れるときにお湯を注ぐドリップポットは、
コーヒー器具のなかでも後回し、もしくはおざなりにされがちだ。
しかし、コーヒーを好きになっていくほど、
お湯の注ぎかたが重要であることがわかってくる。
そしてそれを可能にするポットの重要性が。
細く少しずつお湯を出せるものが必要になってくるわけだが、
もちろん「Kalita」のポットは注ぎやすさはバツグン。
なかでも銅ポットはクラシカルな質感が他にない雰囲気だ。
銅は熱伝導率が高いことが特徴ですぐにお湯がわく。
ハンドルが銅のままのタイプなので、お湯を沸かすと、ハンドルも熱くなる。
だからグローブが必要になってくるのだが、
それも合わせてコーディネートするのが楽しいのだ。
これを愛用したいという人のなかには、
すでにTurkのフライパンや南部鉄器の鉄瓶など、
ある意味“不便な”なものを使っている人も多いだろう。
それらも含めてコーヒーカルチャーを楽しもう。
【スペック】
満水容量は600ml。銅。日本製