自宅でコーヒーを淹れたい。
そうなると、ドリップタイプがスタンダードになるわけだ。
コーヒーに向き合う時間が長くなるので、コーヒーのことがよくわかるようになるし、
自分の淹れ方次第で味が変わることを感じるようになるだろう。
でも! なるべくウマイほうがいい。ならばHARIOの「V60」シリーズを選べば安心だ。
なんと70以上の国と地域で使われているというワールドスタンダードなのだ。
V60ドリッパーの特徴は、まず円すい形。
深いコーヒーの層ができて、お湯が長く粉にふれるので、
しっかりと成分を抽出してくれる。
次にスパイラルリブ。ペーパーとドリッパーの密着を防ぐことで、
空気の抜ける空間ができるので、スムーズに淹れられる。
最後に大きな1つ穴。
お湯を注ぐ速度によってコーヒーの味を好み通りに変えられる。
HARIOの耐熱ガラスドリッパーは、電気溶解で溶かしたガラスをプレスして成型される。
ガラス原料を重油ではなく、電気によって溶かすという独自の技術開発に成功したのだ。
これによって工場では煙突が不要になった。
1972年以来、HARIOの工場は煙突のない工場となり、
働く職員や周囲の環境にも配慮したものとなっているのだ。
美味しくて安心安全、これ以上なにが必要か。
HARIOとは
コーヒー器具で世界的に有名なHARIOだが、
実は日本国内で唯一の耐熱ガラス工場を持っているガラスメーカーである。
1921年の創業当時は、理化学品を製造販売しており、
戦後、ガラス加工の技術を活かしてコーヒーサイフォンの製造を始める。
HARIOの耐熱ガラスに使用する原料は、100%天然鉱物を精製。
製造過程で発生する泡を残さないようにする「泡切り剤」にも、天然塩を使うなど、
重金属を一切使用していない。
安心・安全・環境保全というものづくりを心がけているメーカーだ。
HARIOというブランド名は、ガラスの王様「玻璃王(はりおう)」から名付けられている。
【スペック】
1~2杯用は直径120×高さ77×口径97mm。
1~4杯用は直径120×高さ95×口径115mm。
オリーブウッド、シリコン。計量スプーンが付属。
日本製。