コーヒーの人気の先端を走っていた人は、やはりケメックス利用者が多い。
そして彼らの多くは、ずっと何代(何台)も、ケメックスを使い続けている。
なぜだろうか?
インテリアとしてすぐれているのはもちろん、
コーヒーの淹れ方によるところも大きいと思う。
ケメックスは、ある意味で上級者向けだ。
ほかのコーヒー器具メーカーのように、
コーヒーをおいしく淹れるための工夫というものが
前面に打ち出されているわけではない。
シンプルな形だけに、淹れ方で味が左右する。
だから同じケメックスを使っていても、使い手によって淹れ方はさまざま。
正解はないのだ。
その自由な感性を楽しみたい人には向いているのだろう。
自分の淹れ方が定まったら、それに従っていくのもいいし、
あくまで味を追求していろいろな淹れ方を試してもいい。
コーヒーはフリーダムだ!
【スペック】
木と皮の取手タイプは口径13.5×高さ21.5cm。
ガラスの取手タイプは口径13.0×高さ21.0cm。
ガラスほか。アメリカ製。