日本のどの喫茶店に行っても、ブレンド、アメリカン、そしてアイスコーヒーはある。
それだけ、アイスコーヒーは国民的な飲み物といえるだろう。
文字通り、冷たいコーヒーなのだが、その淹れかたにはいくつかある。
まずはホットコーヒーを淹れる要領でドリップし、
落とすサーバーなどに氷を入れておいて、急激に冷やす方法。
もうひとつ、もっと簡単なのがコールドブリュー。
挽いたコーヒー豆を水に浸けておき冷蔵庫に置いておくやり方だ。
この方法だと、タンニンやカフェインが抽出されにくく、
渋味や雑味をおさえて、マイルドなコーヒーに仕上がる。
「HARIO」の「コールドブリューコーヒーピッチャー」ならば、
ストレーナーが付いているので、本当にコーヒー粉を入れて水を注いでおくだけ。
完成後、ストレーナーを抜き取れば、そのままピッチャーになるので、
あとはグラスに注ぐだけ。
日本人が大好きなアイスコーヒー。
ホットコーヒー並に、つくり方にもこだわってみては?
HARIOとは
コーヒー器具で世界的に有名なHARIOだが、
実は日本国内で唯一の耐熱ガラス工場を持っているガラスメーカーである。
1921年の創業当時は、理化学品を製造販売しており、
戦後、ガラス加工の技術を活かしてコーヒーサイフォンの製造を始める。
HARIOの耐熱ガラスに使用する原料は、100%天然鉱物を精製。
製造過程で発生する泡を残さないようにする「泡切り剤」にも、天然塩を使うなど、
重金属を一切使用していない。
安心・安全・環境保全というものづくりを心がけているメーカーだ。
「HARIO」というブランド名は、
ガラスの王様「玻璃王(はりおう)」から名付けられている。
【スペック】
幅152×奥行き103×高さ310×口径88mm。容量は1ℓ(約8杯分)。
耐熱ガラス、ステンレス。日本製。