スウェーデンは日本と同じく森が豊かな国。
だから木にまつわるカルチャーが発展している。
そんなスウェーデン中部のモーラ地方で、「モーラナイフ」は生まれた。
1600年ごろには切れ味のよいナイフの産地として有名になり、
1891年、のちの「モーラナイフ」となる会社が設立される。
スウェーデンでは代表的な存在で、王室御用達でもある。
アウトドア用、キッチン用、クラフト用など
さまざまなタイプのナイフをつくっているが、特徴的なのはカービングナイフ。
日本で欄間をつくる職人が持っている彫刻刀のごとく、
湾曲しているものや持ち手が両サイドに付いているものなど、
たくさんの種類がある。
スウェーデンが木を加工してきた国だと証明してくれているようだ。
もっとカルチャーにふれたいなら、
スウェーデンの民芸品である「ダーラホース」をつくってみよう。
カービングナイフと半完成品のダーラホースがセットになった
ウッドカービングキットが発売されているぞ。
子どもの初めての木工や春休みの宿題など、「木育」にもいいかもしれない。
まずはこれを削って、木工に慣れてみることから始めてみよう。
全長165mmだが、刃長は60mm。
つまり持ち手が大きく、刃は短い。
それだけに扱いやすく、安心して使えそう。
あなただけのオリジナリティあふれるダーラホースを作ってみて!
【スペック】
ダーラホース(未完成品)は10×10.5cm、ナイフは全長約16.5cm、刃長約6cm、50g。
刃はラミネートスチール、柄は樺。日本語取扱説明書とプラスチックシース(ナイフ用)が付属。
スウェーデン製。
※正当な理由なく刃物を携行することは法律で禁じられています。