週末を楽しく過ごすため、いくらギアを整えたり、おいしい食材を揃えたり、
眺めのいいキャンプ場を訪れても、自分自身が快適じゃないと楽しくない。
いや、むしろ、自分次第でどんな状況でも楽しくなるはず。
だから暑いとか寒いとか、動きづらいなんてもってのほか。
そんなミスをb*pはしませんよ。
そこでオススメなのが「ibex」の「スコートジュラフーディ」と、
「ROKX」の「コットンウッドパンツ」。
ともに街での普段着としても使えるファッション性をもちながら、
アウトドアシーンでも使える「機能ウェア」なのだ。
僕たちb*p編集部員も、男3人、色違いで上下揃えてみた(上写真)。
「ibex」の「スコートジュラフーディ」は
天然の温度調節素材=メリノウールのパーカだ。
自転車に乗ってもすーいすい。
腕を伸ばしたり、立ちこぎしたりしても、
どこも突っ張るところはない。
ちょっと寒くなってきたら上にジャケットを。
メリノウールは、暑いときにもムレにくい。
また、汗をかいたときに汗冷えしにくいので、
ミッドレイヤー(中間着)に最適。
肌ざわりも、ずっとさらさら。
ピクニックやキャンプやフェスに行くときには
たいてい荷物運びにはじまり、荷物運びに終わる。
そんなときに腕回りがタイトだと動きにくいが、
「スコートジュラフーディ」ならノンストレスで動けちゃう。
高原の冷たい風にも、パーカ1枚で充分あたたかい。
そして、ハードに動いても汗が抜けるから、暑すぎることがない。
いわば、天然のエアコンディショニング服なのだ。
「ROKX」の「コットンウッドパンツ」は
クライマーの定番パンツだから、裾(すそ)がリブで締まっている。
「ROKX」ブランドを立ち上げたマイク・グラハムは、
1970年代にカリフォルニアのヨセミテを中心に数々のルートを開拓し、
伝説のクライマー集団「THE STONEMASTERS」の一員として
アウトドア界にその名を轟かせた名クライマーだ。
(写真提供/フォワード・アパレル・カンパニー)
そのマイク・グラハムがクライミングのときに好んで着用していたのが、
裾をリブで絞ったパンツだった。
(写真提供/フォワード・アパレル・カンパニー)
これって、僕たちにとっては、自転車に乗るのにバッチリってこと。
ペグを打ったり、タープを張ったり、
イスに座って料理したり、木にランタンをつるしたり。
とにかく立ったり座ったりがしやすい。
クライマーパンツなら、余裕です。
で、別にあえてストレッチする必要もないのだが(か、堅い……)、
股下はガゼット・クロッチ仕様になっているので180度開脚できる。
え、180度?
そこまで足が開く人は少ないと思うので、ある意味でオーバースペックなのだが、
オーバースペックって言葉、みんなキライじゃないでしょ?