おとなと子どもが一緒に楽しめるフェス「アコチルキャンプ」リポート
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    2017.05.17

    おとなと子どもが一緒に楽しめるフェス「アコチルキャンプ」リポート

    ↑ メインステージがある芝生のエリア。のんびりピクニック気分。

     先週末の5月13・14日、静岡県御殿場市で「ACO CHiLL CAMP」(アコチルキャンプ)が開催されました。同イベントは、毎年9月に群馬県で開催されている「New Acoustic Camp」(通称:ニューアコ)から派生した兄弟イベントとして2015年にスタート。今年からは「CAMP」の名を冠し、さらにパワーアップしていました。

     初日の土曜は分厚い雨雲が垂れ込めてあいにくの雨模様。予定されていた一部のワークショップは中止や変更となってしまいましたが、みなさんばっちり雨具を着込み、雨なら雨を楽しもう! そんな気概すら感じたほどです。

    ↑ 初日の雨。もっとも雨足が強かった時間帯だが、この笑顔!

     土曜日は、テツandトモハンバート ハンバート清水ミチコ元ちとせ、日曜日は、ケロポンズマキタスポーツゴンチチ真心ブラザーズなどが出演。

     ライブを間近に楽しめることころが魅力でもあります。アコチルキャンプのステージは、子どもの目線で作られていました。距離が近くアーティストは手が届きそうなところにいます。

     

    ↑ ステージの最前列は子どもたち。至近距離で肉声が届く。

     ステージだけでも十分に楽しめるラインアップでしたが、アコチルキャンプは、ライブ以外のワークショップも充実していました。クラフト系から料理やヨガ、サッカーやフットサル、ダンス、フリスビーなどスポーツ教室まで、朝から晩までとにかく盛りだくさん。ワークショップのタイムテーブルのほうがビッシリ詰まっているほどです。

     

    ↑ ディジュリドゥ奏者GOMAさんによるワークショップ

     なかでも特筆すべきはワークショップの講師陣!  元日本代表選手や元チャンピオン、プロミュージシャンといった豪華な顔ぶれで、お母さんお父さんのほうがコーフン気味なくらいです。

     

     今回からキャンプエリアが広がり、樹空の森周辺の常設キャンプ場や特設キャンプサイトも用意されていました。キャンプでたっぷり2日間楽しみたいところでしたが、土曜日の日中は10ミリに迫るほどの強い雨だったこともあり、キャンプを見合わせたファミリーも少なくなかったようです。それでも、ずぶ濡れなって遊び回る子どもたちを見ていると、雨を残念がっていたのは、なんだか大人だけだったのかもという気もします。


    ↑ キャンプサイト。雨が止んだ夕方にテントを張る姿が多く見られた。

     夕方には雨も止み、夜のバータイムにはキャンドルが点灯。DJによって心地よい音楽がプレイされます。ライトもほどよく落とされて、まさにおとなの時間。

     

    ↑ 昼とは違った雰囲気のバータイム。おとなのチルアウトだ。

    翌2日目は晴天。かき氷のお店には長蛇の列ができあがっていました。「アコチルの森」に設置されていたアスレチックは、雨天で1日目はクローズされていたこともあり、オープンするとどっと子どもたちが押し寄せました。

     ラストアクトのOVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUNDの出演の際には、会場のデコレーションを担当するCandle JUNEさんが登場し、熊本のスイカを振る舞う場面も。とてもアットホームな雰囲気でした。

    ↑ アコチルの森に張り巡らされたロープは格好の遊び場。

     昨今、ファミリーでも楽しめるフェス、が増えてきています。フェス参加の中心的世代である30代から40代が、子どもと一緒に行くようになってきたことが背景にあるのでしょう。

     このアコチルキャンプも、そんな「ファミ・フェス」のひとつ。子どもを対象にしたワークショップが充実していて、子どもたちに人気絶大なアーティストも出演しています。またなにより「小学生以下無料」というありがたさ!


    ↑ 2日目は晴れ。半袖でOKな陽気になった。

     さらに会場の「樹空の森」には大型遊具もあって、子どもにとってはパラダイスです。

     しかし、かといって大人が楽しめないか?というとそんなこともありません。「子どもの時間、おとなの時間」どちらにも寄りすぎない、絶妙ないいバランスです。

     アコチルの森で遊んでいたある女の子が、言っていました。

    「ねぇねぇ、みんなで歌おうよ! せ〜のッ」

    「♪おてんば〜、ごてんば〜、みんなあつまれじゃじゃうま〜」

    (※この歌はアコチルキャンプのテーマソングです)

     そんなふうに自然と歌いたくなる、とても気持ちいいアコチルキャンプでした。


    ◎文=須藤ナオミ 撮影=ACO CHiLL CAMP

     

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