ほとんどの人が、mp3などの音楽データをデジタルデバイスに入れて、
音楽を聴いていることだろう。いつでもどこでも聴くことができて便利だ。
一方、その対局にあるアナログの世界、カセットテープやレコードの人気が
再燃していることはご存知だろうか。
思えばぼくたちの親は、まだ普通にレコードを聴いていた世代。
父親がロック、ジャズ、ブルースなどを家
のレコードプレイヤーで聴いていたという記憶もあるだろう。
普段、音楽をデータで聴き慣れていると、レコードを針に落とした瞬間の“音の厚さ”に驚く。
そして同時に感じるあたたかみ。何ものにも変えがたいあの感触。
やはり家ではレコードで聴きたい。そこで初心者用にこの「ION AUDIO」のArchive LP。
ステレオスピーカーを装備していたオールインワン・ターンテーブルなので、
買ってすぐに使えるのがうれしい。もちろんアンプやコンポを持っている人は出力してもOK。
これがおもしろいのは、USB端子を装備していることだ。
コンピュータなどに接続して、レコードをデジタル音源化できてしまう。
家ではレコードで、外ではデジタルデバイスで。
これならば、これからはレコードで曲を買いたくなる。木製ボディも、インテリアとして遜色ない。
オーディオって無機質なものが多いからね。
【スペック】
幅40.6×奥行き36×高さ8.8cm、約2.7kg。天然木ほか。ステレオスピーカー内蔵。
33-1/3、45、78回転に対応。EZ Vinyl/Tape Converterソフトウエアが付属。中国製。