キャンプや外遊びの相棒に!新型キャンピングカー「ホビクル オーバーランダー」で理想のバンライフ
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • キャンピングカー・車中泊

    2020.10.03

    キャンプや外遊びの相棒に!新型キャンピングカー「ホビクル オーバーランダー」で理想のバンライフ

    1984年に創業した老舗キャンピングカービルダーの「レクビィ」。瀬戸物の街として知られる愛知県瀬戸市に本拠を構え、神奈川県に「レクビィオスト」、愛知県「道の駅 瀬戸しなの」の横に直営店を置くなど、全国に23箇所の販売店を持ちアフターサービスやレンタルキャンピングカーにも力を入れています。

    レクビィと言えばハイエースやNV350キャラバンをベースにした、いわゆる「バンコン」を得意とするビルダー。ラインナップを見ると、「エクスクルーシブ」「プレミアム」「スタンダード」にクラス分けがされており、キャンピングカーのお手本のようなどちらかというと保守的なモデルが数多く用意されています。

    「HOBBYCLE OVER LANDER」

    そんなレクビィのなかでも注目のクラスが「レクビィ・ブルー・ライン(RBL)」。このクラスは「旅」中心と言うよりは、「趣味」の相棒としたレイアウトや作り込みが特徴で、バンコンから軽キャンパーまでラインナップしています。
    今回、RBLに新たに加わった「ホビクル オーバーランダー」はキャンプや外遊びに最適な装備を搭載し、レクビィらしからぬ作りが話題となっています。では、その詳細を見ていくことにしましょう。

    ベース車両はハイエースのスーパーロング・ハイルーフ。エクステリアは四駆好きなら知らない人はいない、クロカンパーツブランド「JAOS」のスキッドバーやオーバーフェンダー、フォグライトなどを装着。さらに、デジカモ柄のラッピングを施しハイエースの商用車感を見事に払拭しています。

    外装のさまざまなパーツやラッピングはオプションで用意

    インテリアもエクステリア同様に、「ミリタリー」と「オーバーランダー」スタイルをミックス。セカンドシートやベッドマットにはオリーブドラブとブラックのオリジナルはっ水生地を採用。またアイアンパイプも多用されており、縞鋼板風のクッションフロアと合わせ無骨さとワイルドさがひしと感じられます。

    荷室は左手にベンチとキッチンを搭載しつつも、2450×1200mmのラゲッジスペースを確保。キャンプギアの積載はもちろん、バイクやサーフボードだって載せられる、トランポ的な使い方も余裕でこなしてくれます。

    掃除がしやすくガンガン荷物が載せられる縞鋼板風のクッションフロア。左手にはベンチとキッチンキャビネットを装備

    乗車定員5人、就寝定員3+3人となっており、休憩などはフロントシートの背もたれ背面とセカンドシートでリビングモードを展開可能。ベッドはセカンドシートをフラットにし、ベッドマットを組み合わせて構成。荷室には3段階の高さから選べるレールと2つの幅のマットにより、2段ベッドをはじめ荷物や人数に応じてさまざまなベッド展開ができるようになっており、とても使いやすいです。

    リヤのベッドは1820×1630mm。サイドにあるレールにより3段回の高さ調整が可能(写真は1番高い位置)。セカンドシートやベッドマットは耐久性・はっ水性にこだわった難燃帆布を採用

    横向きのベンチの下には115AhサブバッテリーにCTEK走行充電器を搭載。電装システムにも抜かりなし

    そして、最大の特徴が左後端にあるキッチンキャビネット。このユニットはネジ2本でボディに固定されており、着脱すればアウトドアで使えてしまう優れもの。ユニットはL字型のテーブルになり、19リットルの給排水タンクを備えたシャワー付きのシンクも内蔵されているので、調理なども楽に行えます。

    キッチンユニットは車内でつかえるのはもちろん、アウトドアで使えるのがポイント。ユニット内には給排水タンクとシンクを内蔵。タンクに水が入っていなければ簡単に持ち運びができる

    バンライフと聞くと、ウッド調のインテリアばかり思い浮かべてしまいますが、使い勝手やキャンプとの親和性を考えて作られたホビクル オーバーランダーは、まさに老舗キャンピングカービルダーが熟考して作った「バンライフ」への回答とも呼べるモデルと言えるでしょう。

    フロントシートの背もたれ背面を使い、対面でくつろぐことも可能。テーブルはやや細めなので、フロントシートの間にあるオプションの補助テーブルがあると便利

    左サイドは窓埋め加工がされており、小物が掛けられるアイアンバーのほか、1200mmのワンタッチアルミレールも搭載。アルミレールがあると、バイクや自転車などの固定も楽に行える

    右サイドには上部収納庫が備わり、寝具や着替えといった小物の整理もしやすい。また、両サイドに白色LEDライトが配され、夜間でも確認しやすい

    天井にはアイアンポールにシートが橋渡しされ、荷物をポンと入れられて重宝する。この辺の装備もミリタリー感があって◎

    フロントシート上部はデッドスペースを活かしてオーバーヘッドシェルフを装備。テレビシステムはオプション

    実際に2日間のキャンプに使用してみましたが、リビングのテーブルがやや小さいことだけ気になったくらいで、それ以外は使いやすさや快適さを実感できました。「ガンガン使えて」「たくさん積めて」「ゆったり休める」を兼ね揃えた1台。キャンプや外遊びの相棒にお薦めの1台です。

    価格:454万1000円〜

    問:レクビィ https://recvee.jp

    構成/伴隆之

    NEW ARTICLES

    『 キャンピングカー・車中泊 』新着編集部記事

    ハイエースベースのキャンピングカ―「ロット」はヴィンテージ感たっぷりの内装で雰囲気抜群!

    2024.11.24

    車中泊で日本一周するのも夢じゃない!必要なもの・費用・注意点などを紹介

    2024.11.19

    2年間の旅の途中に起こったキャンピングカーのトラブル。対処と予防はどうする?

    2024.11.17

    デュカトがベース!イタリアのキャンピングカーはエレガントだぞ

    2024.11.10

    キャンピングカーで工夫しながら作る、旅気分満点の”車中泊ごはん”を紹介!

    2024.11.06

    お値段200万円台!ルートシックスのライトキャンパー「ウォームスライト」は2人寝られるベッド付き

    2024.11.05

    キャンプ仕様のハイエースが人気!手軽にカスタムできるおすすめキットも紹介

    2024.11.04

    軽バンをおしゃれに楽しもう!おすすめ車種&カスタムを紹介

    2024.11.02