湯切り不要の超簡単レシピ
発売されると同時に大きな話題を呼び、今もなお入手困難な状態が続いているダイソーメスティン 。
今回はこのダイソーメスティンを使用して作る、「エビとベーコンのトマトクリームパスタ」のレシピをご紹介します。
パスタといえば、手軽に美味しく作れる料理の定番。しかし、野外でパスタを作る際にネックとなるのが「湯切り」です。炊事場があるキャンプ場であれば問題ないでしょう。炊事場までの往復が面倒なだけで済みます。しかし炊事場がない場所ではどうでしょうか。
今まで沸騰していたお湯をその辺に撒いて捨てるという選択肢は、自然を愛するキャンパーにはないはずです。そのような、お湯を捨てる場所がないシチュエーションでも作れるのが、湯切りのいらないパスタ。
今回ご紹介するパスタはお湯を捨てる必要がないだけでなく、材料もいたってシンプル、そして誰でも簡単に作ることができる料理です。
そしてもちろん、分量などはダイソーメスティンに合わせています。すでにダイソーメスティンを持っている方も、これから購入する予定の方も、ぜひこのレシピを試してみてください。
このレシピの材料
- パスタ(1.6mm)…100g
- むきエビ………….5尾
- ベーコン………….20g
- 玉ねぎ……………..1/4玉
- ニンニク…………..1/2片
- トマトジュース…200ml
- 生クリーム……….50ml
- 水…………………….50ml
- 塩…………………….少々
- コンソメ…………..小さじ1/2
- オリーブオイル…大さじ2/1
このレシピの特徴は、湯切りがいらないことに加えて、とにかく手間を省いているところにあります。
むきエビを使用することで殻をむいたり手を洗う手間が省略され、トマトジュースを使用することにより、つぶれやすいトマトを持ち運ぶ必要がなくなります。
ゴミを最小限におさえるために、缶ではなく、パックのトマトジュースを選んでいることもポイントです。
生クリームは値段が高いので、牛乳とバターを混ぜて使用しても構いません。
食材の下ごしらえをする
まずはすべての食材をカットします。それぞれのカットのしかたは以下の通りです。
- 玉ねぎ……….荒めのみじん切り
- ベーコン……1cm幅の短冊切り
- ニンニク……みじん切り
カットするのはこれだけなので、家で済ませておくのもいいでしょう。
具材を炒める
まずは、メスティンにオリーブオイルとニンニクを入れて、中火で炒めます。
ニンニクの色が茶色に変わってきたら、むきエビ・ベーコン・玉ねぎを投入し、玉ねぎがきつね色になるまでかき混ぜながら加熱してください。
炒め終わったら、トマトジュース・牛乳・水を入れ、続けて塩・コンソメを追加。
この状態で、沸騰するまで待ちます。
なお、トマトジュースはドロドロしているため、激しく沸騰させると周りに飛び散る可能性があります。
やけどをしたり服を汚してしまう危険性があるので、火力はトマトジュースが静かに沸騰する程度に調整してください。
パスタを折って投入する
トマトジュースが沸騰したら、茹でる前のパスタを2つに折って入れます。
パスタを折るときは、破片が周囲に飛び散らないように注意してください。ビニール袋などのなかで折ると確実です。
パスタを投入したら、パスタ同士がくっつかないように、柔らかくなるまで箸でかき混ぜます。
パスタが茹で上がるまでは、メスティンの底に焦げ付くことがないように、たまにかき混ぜてください。
パスタが茹で上がったら完成
パスタの袋に記載されている茹で時間が経過したら完成です。
底にたまっているソースをスプーンですくって上にかけると、見た目がつややかで美しく仕上がります。
お好みで粗挽きのブラックペッパーやバジルなどを加えると、さらに個性的で面白みのある味になるのでおすすめです。
時間がたつにつれてどんどん水分が抜けていくので、出来上がったら早めにお召し上がりください。
食材を切って入れるだけ!15分で作れるお手軽料理
最小限の手間と短い時間で作れてしまう、エビとベーコンのトマトクリームパスタ。
材料が少ないので、荷物の量が限られているキャンプツーリングで作る料理としてもおすすめです。
一般的なメスティンよりも小型のダイソーメスティンに合わせたレシピではありますが、味が濃厚でソースにとろみがあるので、実際に食べると量が少ないと感じることはありません。
もちろんトランギアなどのメスティンでも、まったく同じレシピで再現できるのでぜひお試しください。