焚き火料理を語るのに欠かせないツールのひとつが、ダッチオーブン。なかでも、長年使い込んで真っ黒になったダッチオーブンは、ブラックポットと呼ばれている。
燻製やダッチオーブン料理を提供しているカフェ「BASE CAMP」店主のA-Suke(エースケ)さんが愛用しているのは、父から譲り受けたケルティのダッチオーブン。使い込まれて黒光りした姿は、まさにブラックポットだ。
A-Sukeさんが教えるダッチオーブン料理①
内臓まで楽しむスタッフドチキンダッチオーブン料理の王道。下準備としてソミュール液に一晩漬けておくと、淡白な鶏肉の内部まで味が行き渡り、最後までおいしくいただける。中身はピラフを詰めているレシピも多いが、A-suke流は、せっかくなので鶏の内臓を詰めて、鶏の旨みを丸ごと味わおう!
【材料】
丸鶏 1羽
タマネギ 1個
ジャガイモ 2個
ニンジン 1/2本
ブロッコリー 1/4個
砂肝 4個程度
鶏ハツ 4個程度
鶏レバー 4個程度
食パン 2枚程度
ニンニク 1かけ
塩コショウ 少々
オリーブオイル 少々
ローズマリー 2本
●ソミュール液/塩 30g、砂糖 25g、ローリエ 2枚、ニンニク 3かけ、水 400㏄