焚き火料理を語るのに欠かせないツールのひとつが、ダッチオーブン。なかでも、長年使い込んで真っ黒になったダッチオーブンは、ブラックポットと呼ばれている。
燻製やダッチオーブン料理を提供しているカフェ「BASE CAMP」店主のA-Suke(エースケ)さんが愛用しているのは、父から譲り受けたケルティのダッチオーブン。使い込まれて黒光りした姿は、まさにブラックポットだ。
A-Sukeさんが教えるダッチオーブン料理③
滋味満載の牛テールスープパンチはあるけどやさしい味のテールスープ。酒が回った宴のシメには、こんなスープが五臓六腑に染み渡る。翌朝にはごはんを入れてクッパを楽しみたいので、スープを入れっぱなしでも錆び付かず、鉄分が染み出ないステンレスのダッチオーブンを使うといい。
【材料】
牛テール肉 1パック
ネギ 1本
ショウガ 1かけ
ニンニク 4かけ
塩コショウ 少々
【作り方】
①下ごしらえ。水を張ったダッチオーブンに牛テール肉を入れて、沸騰させてから15分煮る。あくごとお湯をすべて捨て、テール肉を丁寧に洗う。
②再び水を張ったダッチオーブンに牛テール肉を入れ、ネギの青い部分とスライスしたショウガ、潰したニンニクを入れて焚き火の上に。時折チェックし、水分が少なければ足しながら2〜3時間煮込む。
③お肉が柔らかくなったら塩コショウをして、白髪ネギを入れて完成。