季節ごとの食をdelivery華表由夏の子どもと作るキャンプ料理「ダッチオーブンで串おでん&カマンベール巾着&絶品うどん」
どれから食べようかな~と、大人も子どもも大好きなおでん。キャンプ場で作ってる方も多いのではないでしょうか。
串でさせば、さらに食べやすく楽しいメニューになります。串でさすところまでを、おうちで済ませていけば、現地で温めるだけで食べられます。残ってしまったお出汁は、うどんを入れても美味しいですよ。まだまだ寒い時期ですから、しっかり食べて身体の中から温まりましょう。!
おでんは元々ファーストフードだったのはご存じですか?室町時代に豆腐を田楽味噌にしたところから始まり、江戸時代にはこんにゃくも追加され大人気に。子供のころ、時代劇でお茶屋さんの店先で食べてるシーンを美味しそう~と見ていましたが、まさにあれですね。
その後、具材を焼く田楽ではなく、醤油で煮込むようになり、いまのスタイルになったそうです。故郷の青森では、生姜味噌をつけて食べることが多いのですが、その土地その土地でいろんな食べ方があるのは、昔から皆に親しまれてきた証ですね。今回は、ちょっと現代風にカマンベールを入れて作ってみました。巾着にすれば、お出汁も澄んだまま作れます。おでん出汁に、こっくりしたチーズが合うので作ってみてくださいね。
材料
カマンベール ひとつ
油揚げ 適量
ソーセージ
ちくわぶ
焼きちくわ
がんも
つみれ
こんにゃく
はんぺん
ナルト
うずらの卵
芽キャベツ
※市販のおでんセットでもいいですし、お好みで揃えてくださいね
おでん出汁
白だし 大さじ3
(16倍希釈のもの)
水 600cc
※お手元の白だしに合わせてくださいね
作り方
巾着やがんもは、熱湯をかけ油抜きしておきます。半分に切り、ちょうどいいサイズに切ったカマンベールチーズを入れ、楊枝でとめておきます。ほかの具材は竹串にさしておきましょう。
ダッチオーブンのふちに立てかけるように串にさしたおでんを並べます。大きなお鍋の場合は、外側に並べたあと内側に置いていくと食べやすいですよ。並べおわったら、白だしを注ぎ温めます。
沸騰させないように温めてから、カマンベール巾着とはんぺんを入れます。
※ぐつぐつさせると濁りやすくなるので気を付けて。
温まったら出来上がり!お好みで、からしをつけて召し上がれ。
〆はうどんでどうぞ。具材から出る出汁で、さらに美味しくなったおつゆが美味しいです。
お米とチーズを入れてリゾット風もおすすめです!
撮影/西山輝彦