以前、叔父の畑で草むしりを手伝ったとき、つくづく草むしりは腰が痛いと思った。叔父はキャスターを付けた低いイスを自作してそれに座って作業していた。今回紹介する「ウォークスツールベーシック50」を見て、そのときのことを思い出した。というのもこのスツールは脚(フレーム)の長さを2段階に調節できて、低く設定したときは草むしりにちょうどいい高さになるからだ。高さがちょうどいいだけでなく、低く設定するとフレームが「一脚」(写真をご覧ください)の状態になり、その一脚を支点として自分の体を360度好きな方向に向けられる。周囲の雑草はもうきれいさっぱり抜くことができるのだ。
草むしりのことばかり申し上げてしまったが、もちろんキャンプや野外フェスにも重宝するだろう。高く設定したときは53cmという高さになる。安物の3本脚スツールだと高さが30~40cmのものもあるから、けっこうな高さといえる。座面が高いとやはり座っていて快適だ。座ったときの安定感も申し分ない。極端な軽量化を狙わずにフレームを比較的太く作ってあるのが安定感の源だと思う。重さは650g。安定感と軽さのバランスがよい折りたたみスツールである。
13,200円
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