今年はアウトドアチェアが大充実する予感!
キャンプはテントや寝袋だけでは生活できません。テーブルやチェアなど、ファニチャーがあることでより快適な空間と時間が生まれます。2020年春夏の展示会でもファニチャーが多く展示されており、中でもチェアはとても充実していました! 注目の5点をピックアップします。
オンウェー「カーボンファイバーチェア」
「普遍的に愛される椅子」をコンセプトに掲げるアウトドアファニチャーブランド、オンウェー。昨年も様々なチェアが登場しましたが、今年の注目はこちら。キャンプチェアでは今まで採用されなかった「カーボンファイバー(炭素繊維)」を使用しています。
カーボンファイバーの特徴は、耐久性と軽さ。同製品は、見た目は現行品のスリム チェアとほぼ同じですが、重量は約半分の約1.87kg! 他のチェアを見ても、このサイズで2kgを切るものはそうありません。座り心地の良さや耐荷重はそのままに、超軽量になったのは嬉しいこと。価格が気になるところですが、発売が待ち遠しいです。
「カーボンファイバーチェア」
価格:3万6000円+税
使用サイズ(約):幅55×奥行き60×高さ85cm
収納サイズ(約):幅14×奥行き16×高さ100cm
座面高(約):42cm
重量(約):1.87kg
耐荷重(約):80kg
オンウェーの公式ページはこちら
https://www.onway.jp/home/
ロゴス「Tradcanvas 難燃BRICK・回るんチェア」
焚き火をするときに気になることといえば、火の粉によるチェア生地の穴あき。ロゴスは、穴あきを気にせずに焚き火ができる「難燃BRICK」を使ったチェアを順次発売しています。今年は座面が360度回転するチェアが登場。
難燃BRICKは、難燃性のある900デニールポリエステルを使ったオリジナル生地。アメリカで定められる「CPAI-84」という難燃性基準にクリアしており、一般的な生地とその耐久性を比べても一目瞭然。しかも、360度回転することで、例えば真後ろにある荷物の取り出しや両左右の人たちとの会話がとても楽チンです。
ロゴスの公式ページはこちら
https://www.logos.ne.jp
スノーピーク「グランドパネルチェア」
スノーピークからは、チェアといっても地面により近い座椅子をコンセプトにしたファニチャーが登場します。ここ最近はお座敷スタイルでキャンプを楽しむ人が増えており、その際にハイタイプやロータイプより、このような座椅子のほうがいいという声があります。オールブラックのシックな佇まいは、男前スタイルのキャンパーでも使えますね。
同製品の特徴は、座面を扇型にすることであぐらをかきやすくしたこと。今までのアウトドア座椅子とはここが異なるところで、ユーザー視点で作られていることがよくわかります。またグラスファイバーを採用して背面に体を預けても簡単には壊れず、四つ折りしてコンパクトに持ち運べるところも特徴です。
「グランドパネルチェア」
価格:9800円+税
使用サイズ(約):幅50×奥行き46×高さ49cm
収納サイズ(約)幅26×奥行き50×高さ9cm
重量(約):1.9kg
スノーピークの公式ページはこちら
https://www.snowpeak.co.jp
ホールアース「CLAM CHAIR」
キャンプ用品からウエアまで幅広い商品を販売する総合アウトドアブランド・ホールアースからは、人気の高いマーメイド・チェアに新しい仲間が加わります。その名も「CLAM CHAIR(クラム・チェア)」!
クラムとは二枚貝を意味し、上から見たらその形に見えることから命名。マーメイド・チェアとの違いは、肘かけをつけてリラックスした姿勢がとれること。また座面高を少し上げ、キルティング生地にすることでクッション性が増しています。店頭に並んだらその座り心地を試してみたいですね!
ホールアースの公式ページはこちら
https://www.whole-earth.net
SOTO「フィールドホッパーL」
新作テーブルで特に注目を集めたのが、SOTOのロングセラーアイテム・フィールドホッパーの大型版。現行品のサイズはA4であるのに対し、新作はA3サイズと大きくなります。シングルバーナーとクッカーを置くので精一杯でしたが、サイズが大きくなることでより多くのものが天板に置けるようになります。
SOTOのホールアースの公式ページはこちら
http://www.shinfuji.co.jp/soto/
以上で紹介したもの以外にも、たくさんの新製品が今年に発売されます。早いものでは1月から順次発売される予定。どんなものが並ぶか、お楽しみに!
※掲載されているものは、多少仕様の変更がある可能性があります。