1つ5役の万能なシェラカップ
シェラカップとは、金属でできた取っ手がついた小型カップのこと。アウトドアで愛用されているギアアイテムです。火にかけられる丈夫なシェラカップなら、お皿、コップ、軽量カップ、ボウル、鍋として使えます。
様々なメーカーから販売されていますが、わが家はユニフレーム燕三条シェラカップを使っています。購入した理由は、底に描かれた刻印に惹かれたからです。
実用性だけなら他のメーカーもよかったのですが、ダッチオーブンのイラストにユニフレームの渋いフォントが気に入りました。計量の1合メモリがついていたのも、選んだ理由のひとつです。
今回はユニフレームの燕三条シェラカップについてご紹介します。また、セリアのシェラカップとの違いもレビューしますので参考にしていただければと思います。
ユニフレーム燕三条シェラカップ
底にはダッチオーブンのイラスト、「独創 炎」「越後」「燕三条」「ユニフレーム 優良野外活動用品製造販売」の刻印が入っています。重さは94グラム、厚みは2.5ミリでした。
しっかりとした作りです。力を入れても、曲がる気配はありません。
丈夫なユニフレーム燕三条シェラカップの使い道を5つご紹介していきます。
お皿
メニューを問わず、お皿として使えます。
特に便利なのが、汁物の取り皿として使う方法です。コーンスープやカレーやシチューなど、とろみのあるものでも大丈夫。
鍋に移しかえなくても、そのまま直火で温めなおせるので寒い季節にはとっても便利です。
計量カップ
メモリがついているので、計量カップとして使えます。
お米などの体積を表す単位が「合」です。1合とは約180ミリリットルのこと。
計量カップがあると、キャンプ飯を作るのに便利です。しかし持っていくとなると荷物がひとつ増えてしまいますよね。計量できるシェラカップがあれば、荷物を増やす必要がありません。
コップ
持ち手があるので、熱い飲み物を入れるコップとしても活躍してくれます。
シングルバーナーでお湯を沸かし、ティーバッグを入れて紅茶のできあがり!
やかんでお湯を沸かさなくてもいいので、手間がひとつ省けます。真冬は冷めやすいですが、冷めたらまた火にかけて温められるのも便利ですね。
ボウル
我が家はサラダのドレッシングやソースなどを作るときに、シェラカップをよく使います。市販のボウルでは大きすぎて使いにくいのですが、シェラカップなら丁度いいサイズでドレッシングづくりがしやすいからです。そのまま食卓に出してもお洒落なところが気に入っています。
アウトドアだけでなく、普段使いできるのもシェラカップのいいところですね。
鍋・フライパン
鍋やフライパンのように、直火にかけて調理ができます。持ち手があまり熱くならないのがポイントです。
今回はおしるこを作ってみました。シェラカップに市販のこしあんと水、お好みで砂糖と塩を適量加え、温めるだけで完成です。
一人分のおやつが簡単にできあがりました。
セリアのシェラカップとの違い
セリアのシェラカップはつるつるとした質感で、シンプルな見た目です。重さは54グラムで、厚みは1.5ミリでした。満水容量は300ミリリットルです。
底が少しペコペコしていますが、持ち手はしっかりしていてグラつきません。これが1個110円(税込)とは、驚くべきコスパです。
家族人数分プラスαで買ってもいいですね。
ただ、セリアのシェラカップは燕三条シェラカップと違い、直火にはかけられません。また、メモリがないので計量カップとしては使えません。
お皿やボウル、コップ代わりとしてなら問題なく使えますので、予定する用途によってどちらを購入するか決めても良いと思います。
まとめ
キャンプ飯を作る際に大活躍のシェラカップ。
火にかけられるユニフレーム燕三条シェラカップは1つ5役で使えます。人によっては、もっといろいろな使い方ができるでしょう。
1,100円(税込)と少々お値段はしますが、たくさん使いまわしがきくので、買って良かったと思うギアアイテムです。キャンプ初心者さんには、1つはしっかりとした素材のシェラカップを買うことをおすすめします。
ユニフレームのシェラカップは大きさや素材の種類が豊富なので、好みやキャンプスタイルに合わせて選べます。
ファミリーやグループキャンプだと人数が増えるので、数を揃えるなら100均のシェラカップを仲間に加えてもいいですね。使い方に合わせて、お好みのシェラカップを探してみてください。
ユニフレーム「燕三条シェラカップ 300」
サイズ:口径約119×長さ約175×高さ約41mm
材質:ステンレス鋼
重さ:約95g
満水容量:約300mL
希望小売価格:1,100円(税込)