桜島の噴火により大量に降り積もる火山灰。その量は年間100トンを超えることも珍しくないが、そのほとんどは何にも有効活用されていない。このような状況下で、火山灰を何か有効活用できないかという想いを持った技術開発者と、美濃焼の産地である土岐市の「見谷陶器」がつながった。そしてクラウドファンディングプロジェクトを経て完成したのが「火山灰プレート HAI」だ。
火山灰によって煙が少ないプレートが実現
「火山灰プレート HAI」は火山灰を使用していることによって、高い遠赤外線放射率を実現。高い火力にしなくても食材の中から発熱することができるほか、蒸発する油が従来よりも少ないので、煙を押さえる効果もある。だからアウトドアはもちろん、家の中でも直火によるバーベキューができる。
蓄熱性にも優れているので少しの火加減で熱が全体に伝わり、火を消した後もしばらくの間は予熱で食材を温めておくことができる。冷えると固まりやすいピザも、とろとろチーズのまま楽しめるのだ。
形状はピザやケーキを焼くときに便利な丸型と、焼き鳥を焼くときにもピッタリな長方形型の二種類。ほかソロキャンプにピッタリな1人用の正方形型もある。それぞれサイズも重量もコンパクトなので簡単に持ち運びが可能で、収納場所にも困らない。また火山灰を有効活用することは、SDGsの実現にもつながる点も注目したい。
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