鹿児島でテレビを見ると、天気予報だけでなく降灰予報をやっていて、驚く。それくらい桜島の活動が活発で、灰がよく降るということだが、この灰を有効活用できないかと考えたのが、岐阜県の見谷陶器。美濃焼の産地・土岐市で陶磁器の製造・卸売りをしている会社だ。火山灰をギューと押し固めて1.3cmの板にすることで、鉄板と同じように火にかけて肉や野菜を焼くことができる。その名も「火山灰プレート HAI」という。では、鉄板とどう違うか。それは火山灰特有の赤外線放射性の高さ。弱い火でも肉にしっかりと熱が通るから、弱火で焼くことができる。弱火ということは肉の脂が蒸発しないので、煙が出にくい。家の中で煙を気にせずにプレート料理を楽しむことができる(ただしIHは使用不可)。では、アウトドアで使うメリットはなにか。それは軽さだ。「正方形」モデルは650g、少し面積の広い「長方形」モデルは750g。同じ厚さ、同じ大きさの鉄板なら2㎏くらいなので、段違いに軽い。厚さがあるので蓄熱性も高く、料理が冷めにくい。試してみる価値、大アリだ。
正方形:10,100円
長方形:12,100円
※この商品は[通販サイト]「大人の逸品」から購入できます。
火山灰プレート「HAI」
https://www.pal-shop.jp/item/A55111009.html