ニッポンの鉄職人が作る「一生モノ」の鋳鉄なべ!
「アウトドア好きの友人と遊んでいるうちに、これならうちでつくれるな…と思って」というのは、オリジナルダッチオーブンを作りはじめた村上鋳造所(栃木県鹿沼市)の村上哲也さん。
なにしろ発想が独創的だ。いま出まわっているものと同じものを作っても意味がない。どうせなら、限定モデルでもなく、「オンリーワン」を作りたいということで、個別受注をスタートした。
村上鋳造所の本業は超大型の工業機械用の鋳造パーツ。それをつくるために大きな溶解炉で溶かした鉄の一部を拝借(!?)してダッチオーブンを製作している。
ベースとなる蓋の金型に、英文字の型を注文ごとに配置。それをもとにオンリーワンの素となる砂型をつくるのだ。世界にひとつしかないダッチオーブンは、人情味あふれる町工場だからこその逸品であり、絶品である。
世界にひとつの「ダッチオーブン」ができるまで!