ダッチオーブンに入れて使う男前な鍋
秋といえば焚き火の季節。そんな季節にぜひお薦めしたいのがコイツである。ベルモントの「ダッチインダッチオーブン」。
3㎜厚のステンレス鋼をヘラ絞り加工で作ったオトコマエの鍋には把手もツマミもなく、ヤットコのような無骨なハンドルが付いているだけ。全身からプロっぽさがにおい立つ。
なんでこんな形をしているかというと、ダッチオーブンの中に入れるためなのだ。こうすることでコンパクトに持ち運べるし、ダッチオーブンの中に入れて火にかければグラタン皿やパン皿として使用でき、料理の幅がグッと広がる。
もちろん単品での使い勝手もよい。肉厚で頑丈だから焚き火の中に突っ込んでも変形しないし、フタはスキレットとしてステーキなんかを焼くのにちょうどいい。また直径20㎝というコンパクトサイズはシーカヤックの狭いハッチにも入るし、海水でガシガシ洗っても錆びにくい。
海辺のキャンプなんかにも最高の調理道具なのだ。