焚き火料理愛好家には見逃せないクッカーが登場した。ブッシュクラフト社の「キャンティーンクッカーキット」である。クッカーを焚き火に使うには吊るしハンドル(ベイルハンドル)があったほうがよいが、ガスバーナー全盛の現代にあって、ベイルハンドル付きのクッカーそのものが少ない。ベイルハンドルがあるだけで貴重なのだが、この「キャンティーンクッカーキット」は、そのベイルハンドルに工夫がある。それはベイルハンドルが蓋の内側に付いていて、なおかつとりはずせるということ。ベイルハンドルがクッカー本体の外側に付いていると、収納のときに邪魔になるし、クッカーから直接食べるときも邪魔になる。このクッカーの場合、ベイルハンドルが収納の邪魔になることがなく、クッカーから直接料理を食べやすい。付け加えておくと、ベイルハンドルが蓋に付いていると申し上げたが、正確に言うとベイルハンドルは蓋と本体を固定する役割を果たしている(写真を見ていただければわかるとおり、ベイルハンドルの両末端が蓋と本体の断面を貫通している)。ゆえに上から吊るすことができるのだ。このクッカーのもうひとつの特徴は、専用のゴトクが付属しているということ。このゴトクをおき火の上にカポッと置けば、料理や保温ができる。火が酸欠にならないようにちゃんとパンチ穴も空いている。どう? 使うのが楽しみになってきたでしょ?
5,000円+税
※この商品は[通販サイト]「大人の逸品」から購入できます。
キャンティーンクッカーキット フッ素コーティング
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