キャスター付きで腰にやさしい! クーラーボックスキャリー特集
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    クーラーボックス

    2019.04.27

    キャスター付きで腰にやさしい! クーラーボックスキャリー特集

    キャンプ場でも駐車場と設営場所が離れているような場合、クルマを横付けしての荷下ろしができない。道具類を設営場所まで運ぶ必要がある…のだが、ドリンクや氷、食材などが詰まったクーラーボックスは、道具類のなかでもトップクラスのヘビーぶり。びっくりするほど重い…。

    そんなときに便利なのが、キャスター(車輪/ホイール)付きのキャリータイプだ。ハンドルを上げて、スーツケースのようにコロコロ転がせばOK。多少の重さは感じるが、両手で抱えるよりかは段違いに楽。ノーパンクタイヤなので、荒れ地でもぐいぐい進める。大型タイヤなら取り回しも容易と、良いことだらけ。もちろん、電車など公共の交通手段でも持って運べる(ただし、まわりの乗客には気を配ろう)。

    もし、これからキャンプやBBQ道具を揃えるとしたら、初めてのクーラーボックスにキャスター付きを選ぶのも全然アリ! 車輪が付いていて不便を感じることはそうそうない。ただし、選ぶならアウトドアや釣りメーカー(ブランド)のものにしよう。ノーブランドの製品は確かに安いが、すぐに壊れることが多い。

    キャスター付きクーラーボックスを選ぶとしたらコレ!

    ドリンクも食材も入るようなファミリー向け大型タイプ(40L、50L、60Lオーバーサイズ)から、ドリンクだけ入れてさくっとデイキャンプにちょうど良いサイズ(15L、25L、30Lなど)まで、幅広くピックアップ。

    用途に合わせたサイズはもちろん、おしゃれな見た目や機能、値段などを総合的に判断して選ぼう。

    コールマン / Coleman

    エクストリームホイールクーラー/50QT

    50 QUART XTREME WHEELED COOLER

    大型キャスター(車輪/ホイール)付きのハードクーラー。「ホイールクーラー」のサイズ展開は一番大きな62QT(約58L)。次に大きい60QT(約56L)。そして50QT(約47L)、28QT(約26L)と続く。材質はポリエチレン、ポリプロピレン、スチール、発泡ウレタンなど。50QTサイズ以上なら、泊まりのファミリーキャンプにも十分な庫内容量だ。
    このクーラーボックス。保冷力は公称値で5日と長持ちなのも魅力。夏休みなど、長期のキャンプでも重宝するはず。
    Amazon.co.jpでは、アイスシルバーなどの限定カラーが販売されている(カラーはサイズによって違います)。人と違う色が欲しい! シルバー好きなら、ここも見逃せない。
    50QTの本体サイズ:約58×46×45(h)cm(ハンドル収納時) /ハンドル使用時の高さは106cm。重量:約7kg

    50QTモデルの背面。ハンドル部は45cmから106cmまで調整可能で、無理のない体制で(ポジションで)キープすることができる。大きなホイール(車輪)も相まって、運搬のしやすさ(持ち運びやすさ)はキャスター付きクーラーボックスのなかでもピカイチな存在だ。

    ファミリーキャンプでも十分過ぎるほどの庫内容量。ドリンクはもちろん、食材を一緒に入れてもまだまだ入る!

    天板部にはドリンクホルダー付き。簡易的なテーブルとしても利用できるので、BBQやフェスなどでも便利なはず。

    使用後のお片付けもカンタン。水が入っていても、最下部の水抜き穴から水を抜けばOKだ(ドリンクを冷やした後に便利な水抜き栓)。

    ビックホイールはノーパンクタイヤ仕様。悪路を転がしてもパンクすることなく安心だ。また、タイヤが大きい分、安定した運搬ができる。

    Amazon.co.jp限定のシルバー 50QT。


    イグルー / Igloo

    マリーンブリーズウルトラ 28 ローラー

    MARINE BREEZE ULTRA 28 ROLLER

    アメリカ、テキサス州に本社をかまえるIgloo(イグルー)。元々は1947年に設立された金属加工の会社で、1971年に今の社名へと変更された。プラスチック製のクーラーのヒットを経て、アメリカを代表するトップブランドまで成長。日本でもイグルークーラーの人気は高い。キャンピングクーラー、ボーティングクーラー、ランチクーラー、ピクニッククーラーなど、用途は多岐に渡る。「マリーンブリーズウルトラ 28 ローラー(MARINE BREEZE Ultra 28 Roller)」は、キャスター(車輪/ホイール)付きが特徴。断熱材に超高密度ウレタンフォームを用いており、2Lのペットボトルが6本収納できる。
    サイズ:45.5×34.5×42.5cm(ハンドル収納時)/ハンドル使用時の高さは93cm。容量:26L。重量:4kg

    ハンドルを伸ばした状態。

    背面など、細部カット。


    イグルー / Igloo

    マックスコール クーラーボックス62QT/58L

    アメリカのIgloo(イグルー)が手掛けるキャスター付き大型ハードクーラー。MAX COLD(マックスコールド)シリーズは、同ブランドのなかでも保冷力を重視したモデルで、断熱に独自のウルトラサーモ高密度ウレタンフォームを採用。Cool Riser Technology(クールライザーテクノロジー)が表面の熱をブロックする。58Lの大型サイズに適したキャスター(車輪/ホイール)は、持ち運び時の取り回しやすさを考え、設計されている。
    サイズ:56×45×53(h)cm(ハンドル収納時)/ハンドル使用時の高さは75cm・97cm。容量:58L。重量:6.7kg


    ロゴス / LOGOS

    ハイパー氷点下トローリークーラー

    ロゴスを代表する高性能ソフトクーラー「ハイパー氷点下クーラー」のキャスター(車輪/ホイール)版。キャスター無しで同じ40Lだと、「ハイパー氷点下クーラー XL」が該当する。パフォーマンスを最大限引き出すには、同社の保冷剤「氷点下パック」を推奨(別売り)。使用後は折りたたんでコンパクトに収納することもできる。
    サイズ:約44×43×81(h)cm。収納サイズ:約45×20×42(h)cm。容量:約40L。重量:約3.2kg


    ディーオーディー / DOD

    バベコロ

    BBQ COOLER BAG

    ハコ型形状のクーラーボックスとは一線を画したアイデア製品。棚状になった収納エリアは、まるで冷蔵庫のよう。メイン庫内には4室あり、食材の種類ごとに分けて収納できる。また、上部にはトップボックスを配置。まな板やデザート類の収納に便利だ。ファスナーを開けた扉部にメッシュポケットを備えているので、そこに保冷剤を入れれば整理整頓にもつながる。断熱材は10mmのウレタン製。サイドポケットやハンギングチェーンなどの仕掛けもうれしい。
    サイズ:39×36×58(h)cm。容量:約50L。重量:約3.9kg

    アースカラーはフィールドに映える。

    中敷きが棚のように使えて便利。


    フィールドア / FIELDOOR

    キャスター付ソフトクーラーボックス

    SOFT COOLER BOX

    キャスター(車輪/ホイール)付きでころがせて、肩掛けにもできる2way仕様なソフトクーラーボックス。平地ではキャスターを利用し、階段ではショルダーベルトで運搬することができるのはとても便利だ。折りたたんでコンパクトに収納することもできる。両サイドに小物を収納できるメッシュポケット付き。フロント面・背面にもポケットを備える。カラーはグレーとブルーの2色展開。
    サイズ:約44×35×41(h)cm(ハンドル収納時) /ハンドル使用時の高さは約93cm。容量:32L。重量:約2.4kg

    ブルー。


    ダイワ / DAIWA

    シークールキャリーII (25L)

    SEACOOL CARRY II

    カラーバリエーション豊富なダイワ(DAIWA)のキャスター(車輪/ホイール)付きハードクーラーボックス。日本を代表する釣り具メーカーの製品は、保冷力の高さからキャンプシーンでも多く使われている。ボディーをあえて小型化することで、電車の改札口を通れるよう設計。移動時の静音仕様も心強い。ワンサイズだが、断熱素材が3通り用意されており。「S2500」はスチロール。「GU2500」は発泡ウレタン。「SU2500」は1面真空パネル+発泡ウレタン。価格も異なる。
    S2500のサイズ:15×38.5×31cm(ハンドル収納時)/ハンドル使用時の高さは87cm。容量:25L。重量:4.2kg

    ホワイト/ライムグリーン。

    ライトブルー/ブルー。

    ホワイト/レッド。

     

    商品を詳しくチェック!

    コールマン/エクストリームホイールクーラー 50QT

    徒歩での持ち運びに便利なのが、キャスター(車輪/ホイール)付きキャリータイプのクーラーボックス。

    キャンプ場やBBQ(バーベキュー)場のなかには、駐車場から使用エリアまで距離があることがしばしば。とくに大型公園やフェスなどではその距離が長くなりがち。食材やドリンクがパンパンに詰まった超重量級のクーラーボックスを持って移動するのは……考えただけでも大変だ!

    そこで活躍するのがキャリータイプのクーラーボックス。車輪が付いているからコロコロと転がすだけでOK。抱えるよりも断然楽! なので、ひとつは持っておきたい。

    むしろ、メインクーラーがキャリータイプでも全然OK。オートキャンプなど、車が横付けできる環境であれば、車輪のあるなしはほぼ関係ないが、いざというときに役立つ。

    そしてキャリータイプのクーラーボックスは中~大型サイズがほとんどなので、ファミリーキャンプやグループでの使用にもってこい。ドリンクも食材も何でも入る。そんな軽くて持ち運びやすい、そしてたっぷり収納が魅力のキャリータイプ。代表的なコールマンの「エクストリームホイールクーラー/50QT」を例に、製品の特長を見ていこう。

    エクストリームホイールクーラー/50QT 全方位チェック!

    キャリータイプのクーラーボックスの目的は、重い荷物を軽快に運ぶこと。そのため大きなサイズが中心で、保冷力や耐衝撃性に優れたハードクーラータイプが多い。

    コールマンのエクストリームホイールクーラー/50QTもハードクーラータイプ。約47Lの大容量庫内。保冷力は5日(公称値)。大型ホイールで取り回ししやすいのが特徴だ。

    ハンドルは45cmから106cmまで調整可能!

    ハンドルはテレスコーピング(伸縮)式で、収納時は45cmまでコンパクトになる(写真は中間部)。背部に備えているので、キャスター付きの旅行バッグと同じ感覚だ。

    アイスブルーカラーが爽やか!

    材質はポリエチレン、ポリプロピレン、スチール、発泡ウレタン製。フロントにはコールマンのロゴ入り。エクストリームホイールクーラー/50QTはアイスブルーのみのカラー展開で、ある意味希少(他のシリーズなどは、ブルー、レッド、Amazon.co.jp限定カラーなどがある)。

    約47L(50QT)の大容量サイズ!

    広々使える庫内は、ドリンクと食材を一緒に入れても余裕があるほど。高さも十分で、500mlのペットボトルはもちろん、2Lサイズもいける。

    天板部にはドリンクホルダー付き!

    蓋(ふた)に4か所、ドリンクホルダーを備える。ちょっとしたテーブル代わりにしても便利だ。

    水抜き穴付きで、使い終えた後も楽々!

    最下部に水抜き穴(キャップ付き)を備えており、栓の効果をもたらす。クーラーボックスの中に氷をそのまま入れて、溶けて水になっても難なく水抜きできるから楽ちんだ。

    安定感抜群のビッグホイール!

    コールマンのホイールクーラーシリーズは大きな車輪も特徴的。デコボコしたアウトドアフィールドでも難なく転がすことができ、しかもノーパンクタイヤ。大きさの分だけ耐荷重に余裕があり、操作性も高い。そして壊れにくいので、ひとつ買うとずっと使える。

    キャンプはもちろん、BBQでもフェスでも大活躍間違いなしのキャリー付きクーラーボックス。おすすめはエクストリームホイールクーラー/50QTのようなビッグサイズだ。大きければ大きいほど、キャリーの恩恵を受けることができるぞ。

    ※構成、文、撮影/早坂英之

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