アウトドアで使用する調理用ナイフ。大きすぎる家庭用包丁は持ち運ぶのに気を遣いますよね。かと言って、小さな万能ナイフだと、調理するときに小さくてちょっとストレス・・・。そんなことに悩んでいたアウトドアビギナー時代、ホームセンターでたまたま見つけたナイフがアウトドアにぴったりでした!今回は、キャンプ料理で使いたくなる関孫六の10000CLペティーナイフ120mmをご紹介します。
関孫六のナイフについて
「関孫六」という包丁をご存知ですか?関孫六とは、刃物などのメーカー「貝印」が出している包丁ブランドのうちの一つ。公式サイトによると、関孫六の起源は、鎌倉時代にまでさかのぼります。現在も、刃物製品出荷額全国トップを誇る関市では、古くから刀剣作りが盛ん。多くの名刀が生まれました。中でも、刀匠である関孫六兼元による名刀「関孫六」は、独特の焼き入れ・美しさ・切れ味のよさから、その名を広く世に知らせたと言われています。
時代が移り変わり、刀匠たちは、刀剣作りから包丁などの家庭用の刃物を製造するようになりました。しかしながら、匠の技や切れ味を大切に受け継いでいるのが、「関孫六」なのです。
アウトドアに最適の魅力とは
携帯にぴったりのサイズ
関孫六の10000CLペティーナイフ120mmは、手に取ったときのサイズ感が、大きすぎず小さすぎず、ちょうどいい!このサイズだと持ち運びも容易です。今では、アウトドアの調理シーンで、手放せない必需品になっています。
切れ味抜群!
耐食性、耐摩耗性、高靭性、耐久性といった強さを備え、高い精密性も持たせることができるコンポジット技術が使われている関孫六。コンポジットとは、公式サイトによると「複数の鋼材を接合させる特殊精密接合技術のこと」だそうです。高級ステンレスを芯材とした三層の鋼のおかげで、鋭い切れ味が可能となっています。
鏡面仕上げの美しさ
ここ数年、自宅でも、時々、このナイフを使用しています。美しい刃先は購入時と変わらない輝きです。アウトドアを中心に何年も使っていますが、切れ味がほとんど落ちることなく使えています。刃の下部である鏡面仕上げの部分は、野外でテンションが上がるほど美しいです。
しっくりなじむ持ち手
手にしっくりなじみ、フィット感満点!何度も愛用したくなるのは、この持ち手の握り心地のおかげと言っても過言ではありません。持ち手部分は、強度に優れた積層強化木が使われているそう。また、口金のステンレス部分と持ち手部分との一体感があります。天然木の風合いもあいまって、デザイン性の高さを感じますね。
木製ケースつき
数年前にホームセンターで見つけたこのナイフ。当時、木製のケース付きで購入することができました。このケースがすぐれもの!サイズがぴったりに作られている上、留め具がピチッとはまります。残念ながら、現在、オンラインショップなどでは、この木製ケースを見つけることはできませんでした。
アウトドアで利用するには
気をつけること
切れ味抜群なだけに、怪我をしないように取り扱いには注意しましょう。特に、ケースの留め具をきちんと差し込んでおくなど、確認を怠らないようにしたいですね。
ケースは100円ショップのものや自作でも
私が購入した時についていた木製ケースは、企画物だったのか、現在は入手できないようです・・・。購入したときに入っている化粧箱に入れてキャンプ場へ持ち運ぶこともアイデアの一つ。ですが、100円ショップなどでナイフケースを入手してみてはいかがでしょうか?画像のようなナイフケースが販売されていますよ。革などでケースを手作りするのも素敵ですね!
ふるさと納税の返礼品としてもゲットできる
関孫六10000CLペティーナイフ120mmは、なんと岐阜県関市のふるさと納税の返礼品としても選ばれています。伝統として、刀鍛冶が現在も引き継がれている関市だからこそのセレクトですよね。
公式サイト内オンラインショップでは、10000CLペティーナイフシリーズとして、120mmサイズの他に、90mmサイズと150mmサイズも販売されています。
ちょうどいいサイズ感かつ切れ味抜群の関孫六10000CLペティーナイフ120mm。料理キャンパーの皆さん!なかなかいいナイフに出会えないと悩んでいる方がいらっしゃいましたら、ぜひこのナイフを試していただきたいです!
10000CLペティーナイフ120mm
材 質:刃身/ステンレスクラッド複合材
口金/ステンレススチール
柄/積層強化木
サイズ:全長230×幅28×柄の高さ15mm
刃渡り:120mm、板厚1.8mm
メーカー希望小売価格:9,350円(税込)