100均包丁はもう卒業! アウトドアナイフを手に入れよう
BBQやキャンプに欠かせないのが包丁。ほとんどの人が100円ショップで買った包丁や、普段家で使っている包丁を使っていると思います。もちろん、食材を切る上では申し分なし。使いやすいのが一番でしょう。でも、それら家庭用の包丁はケースがないので、新聞紙などにくるんで持ち運んでいませんか。これって結構不便ですよね。そこで、フィールドナイフをお勧めします。
フィールドナイフは持ち運びが考えられている
アウトドア用のフィールドナイフは、刃(ブレード)が収納式か、専用の鞘(シース)が付いているものがほとんど。そのため、まず持ち運びしやすいです。これだけでもBBQやキャンプで使っていた家の包丁を卒業する理由になります。一本持っておくと非常に便利です。
フィールドナイフ自体は各社・各ブランドでさまざまな製品がありますが、値段が手ごろで買いやすく、扱いやすいのが「オピネル(OPINEL)」のナイフ。
入手しやすく信頼性も高いオピネル
オピネルはフランスの刃物メーカーで、その歴史は1890年代にさかのぼるほどの老舗。ヨーロッパはもとより、世界中に愛好者がいます。
日本での輸入発売元はハイマウント。同社のホームページからはオピネル製品のラインアップや、歴史などを見ることができます。
◎OPINEL | オピネル | ハイマウント:http://highmount.jp/list/opinel/
『オピネル』ナイフがキャンプに便利な理由
理由その1:種類が豊富!
今回紹介するのはオピネルの中でもキャンプの定番品「ステンレススチール #7」です。オピネルは刃の長さ(刃渡り)ごとに番号が付けられています。番号と刃の長さは、No.6/約73mm、No.7/約80mm、No.8/約85mm、No.9/約90mm、No.10/約100mm、No.12/約120mmです。日本で取扱いがあるのがこれらなので、各番号と刃の長さを知っておけばOK。購入時の参考にしましょう。
◎ステンレススチール #7 皮紐付:http://highmount.jp/list/product/stainless-steel7/
また、オピネルにはステンレススチール製とカーボンスチール製があり、ステンレススチール製の方が錆びにくく、メンテナンスも簡単です。先が丸く安全性を考えられたモデルも。カーボンスチール製はステンレススチール製よりも切れ味が増します。この種類の豊富さがオピネルの人気でもあります。
理由その2:折りたたみ式でセーフティーロック機能も
折りたたむことで刃をしまうことができるオピネル。収納後は、柄のセーフティーロックをセットすることで(ひねることで)、刃が飛び出すこともありません。逆に、使用時にセーフティーロックをセットしておけば、不意に収納されることもありません。
理由その3:シンプルで使いやすい
はじめてのオピネルでお勧めしたいのがステンレススチール #7。ブレードの長さが8cmと、取り回ししやすく、収納時もポケットに収まる大きさ。それでいて2500円+税(カラーは2900円+税)と、手頃な値段なのもうれしい。
ナイフはアウトドアズマンにとって必要不可欠なもの。食材を切る、木や縄を切るなど、登場シーンはさまざまなです。そこで、オピネルのようなフィールドナイフを一本持っていれば、あらゆる用途で使えるのでとても重宝します。ステンレススチール #7のようなサイズであれば、自宅で果物ナイフとしても便利ですよ。もちろん、鉛筆削りや、ペーパーナイフとしても使えます。
※構成・写真・買った人/早坂英之