創業100年を迎えた刃物メーカーが小型ナイフを発売
刃物の町・岐阜県関市は、昔から日本刀などを製造する場所でも知られ、その刃鍛冶の技術を受け継ぐ工場が存在する。その1社が、2018年に創業100年を迎えた刃物メーカー・関兼次刃物。OEMメーカーとして長年刃物業界を支えてきたが、仕事量が安定しないことと景気に左右されるビジネスであることから、徐々に自社製品の比率を上げる取り組みを進めていた。
そこで誕生したのが、昨年に100周年を記念して立ち上げたオリジナルブランド「瑞雲(ずいうん)」。第1弾の三徳、牛刀、筋引きは、発売してすぐに完売し、今も予約待ちになるほどの人気を集めた。今回はその第2弾で、家だけでなくキャンプでも使えそうな小型の「ペティナイフ」を販売することが決定!
一番の特徴は、入手困難とされる高級刃物鋼「ダマスカス鋼」を採用したところ。その独特な縞模様と抜群の切れ味は、調理のお供として重宝するだけでなく所有欲も満たされる。片刃ではなく両刃にすることで、肉や刺身など幅広い食材をスムーズにカットすることができる。さらに、日本刀のデザインを踏襲したハマグリ刃にすることで、研ぎ直しもしやすくした。
また、このペティナイフと一緒にユーザーから多くの要望があった木鞘も発売。ペティナイフ、三徳、牛刀(210mm)、筋引き(240mm)の4種類が登場し、今回発売するペティナイフだけでなく全瑞雲シリーズに対応。黒石目塗りを施し、高級感あるデザインに仕上げた。
ペティナイフも木鞘も、9月23日(月)から公式オンラインショップである松次郎商店で先方発売される。家でもアウトドアでも、これを使えば話題に上がること間違いなしだ!
製品概要
「特製切付包丁 瑞雲 ペティナイフ」
■価格:19,000円+税
■刃渡り:150mm
■素材:ブレード/ダマスカス鋼、ハンドル/積層強化木
「木鞘」
■価格:ペティナイフ用/2,500円+税、三徳/3,200円+税、牛刀210mm用/3,400円+税、筋引き240mm用/3,500円+税
関兼次刃物の公式ホームページ:http://www.sekikanetsugu.co.jp
松次郎商店(オンラインショップ):http://matsujiroshoten.com