太陽光で充電するソーラーパフライト。電池が不要で、太陽さえあれば繰り返し使えることから防災グッズとしても人気が高い。キャンプ場ではテントの中で使って、自宅では就寝時のベッドサイドランプ代わりするのも便利。空気で膨らます仕様はとても軽くて安全だ。
キャンプでも家でも大活躍なエムパワード LUX
アメリカ・エムパワード社(MPOWERD)の「LUX (ラックス)」もそのひとつ。多々あるエムパワードシリーズの中でもスタンダードな製品で、価格は2900円と、手に取りやすいのも特徴だ(2020年12月18日調べ)。
直射日光の下、約7時間で満充電でき、使用時間は約6~12時間ほど。点灯モードは弱、強、点滅と、切り替えることができる。暖色LED10個の明かりがパフの中で灯され、手元をやさしく照らしてくれる。
さすがにテントサイトのメイン灯としては心もとないが、テント内の明かりとしては最適。あとは寝るだけというときに重宝する。
エムパワード LUXの重量はわずか113gほど。バックパック旅や山登りのとき、ザックに入れて持ち運んでも苦にならない。使うときは空気で膨らますだけなので、ものの数分で準備が完了する。使わないときはペタンコにすればOK。高さ2.5cmほどと、とてもコンパクトになる。なお、ザックに吊るして移動中に充電するという方法も。
ソーラーパフライトの充電はじっくりと
充電はソーラーパネル側を太陽に向けて行なう。エムパワード LUXに限ったことではなく、ソーラーパフライト全般に言えることだが、太陽光での充電にはけっこう時間がかかる。
初めて使う人は「全然充電されない」「すぐに切れる」と思う人も少なくないが、ソーラーパフライトは数日太陽の下に置いておく必要がある。また、夏と冬で充電スピードが異なるなど、環境や条件によって差があるものだということを知っておこう。
キャンプ場への移動中、クルマのダッシュボードに置いて充電するのも有効な手。ただし、熱が上がり過ぎると破損してしまうので注意が必要だ。
エムパワード LUXは防塵防水!
本製品の防塵防水等級はIP67。粉塵が内部に侵入せず、一定の水圧で一定時間(30分間)水中に浸けても有害な影響がないというもの。屋外はもとより、お風呂でも気にせず使えるのがうれしい。
バスルームの照明を落とし、エムパワード LUXの明かりだけ灯せばリラックス効果も大。このほか、木に吊るしたり、玄関までのコンコースに並べて置いたり、はたまたハロウィーンやクリスマスのライトアップとして利用するなど、使い方はアイデア次第。キャンプのみならず、さまざまなシーンで大活躍してくれるのが、エムパワード LUXだ。
エムパワード ラックス | MPOWERD Lights up Life. :
http://mpowerd.jp/product/mpowerd_lux.html
※構成、文、写真/早坂英之(編集部)