キャンプの夜、テーブルの雰囲気を演出するガスランタン。中でも、マントルを使用しないタイプのランタンは手軽で、キャンドルのように揺らぐ炎が特徴です。本記事では、アウトドアはもちろん、家の空間演出にも一役買うガスランタンを3つピックアップし、紹介します。
スノーピーク/リトルランプ ノクターン
円柱状のグローブ(ホヤ)がシンプルで、格好いいガスランタン。コンパクトな設計ですが、テーブルで手元を照らすには十分な明るさがあります。ガスの消費量は、1時間にわずか7gと省エネな点もGood。
製品の仕様
- サイズ:42×40×105(h)mm
- 重量:102g
- ガス消費量:7g /h
- 価格:税別4,500円(メーカー直販価格)
Coleman/ルミエールランタン
アンティークな形が渋い雰囲気のガスランタン。高さが18.3cmと、今回紹介する3つの中では最も大型です。そのため、光量も申し分ありません。キャンプでも存在感を発揮すること間違いなしです。
製品の仕様
- サイズ:約φ73×60×183(h)mm
- 重量:約210g
- ガス消費量:約8g /h
- 価格:税込5,980円(メーカー直販価格)
Fire-Maple/オレンジ ガスランタン
グローブを支えるアルミの削り出しボディが洒落ている、独特なデザインのガスランタン。グローブを回転させるとアルミボディとの間に、点火用の隙間が現れる仕組みも秀逸です。ガス消費量も1時間に約4gと驚異的。
製品の仕様
- サイズ:φ95×50×134(h)mm
- 重量:140g
- ガス消費量:約4g /h
- 価格:税込3,300円(メーカー直販価格)
基本的な使い方
ピックアップした3商品に共通した使い方を紹介します。細かな仕様は異なりますが、基本は同じで、簡単です。
カートリッジとつなげる
ランタンをハードケースから出して、ガスカートリッジにつなげます。このとき、つまみの付いた栓が「−」方向に閉まっており、ガスが出ない状態になっていることを確認しましょう。
点火
つまみを回して、少量のガスを出します。グローブ下部の隙間から、ライターやマッチで点火。Colemanの「ルミエール ランタン」は、点火時に炎調節レバーが左の位置にあることを確認しましょう。
火力調整・消火
つまみを「+」方向に回すと、炎が大きくなります(「ルミエール ランタン」は、炎調節レバーを右に)。つまみを「−」方向に回し切ると、消火します。
家ではインテリアとして
ガスランタンは、家でもインテリアとして活躍します。今回紹介したガスランタンには、どれもハードケースが付属していますが、しまわずにカートリッジに繋げた状態で部屋に配置しておくと、アウトドアな空間を作れます。また、ベランダなどでちょっとした食事や晩酌、流行りのベランピングを楽しむ際には、癒しを演出する照明として最適でしょう。