アメリカで生まれた快適!ハンモックテント
『ヘブンテント』とは?
チャンネル登録数31万超え。人気YouTuber『さばいどる かほなん』が、ソロキャンをするときに愛用している『ヘブンテント』を紹介する。このハンモックテントは、アメリカ・ユタ州に暮らすデレク・ティロットソン氏が、「腰が痛くならないハンモックがあれば、キャンプがもっと快適になる」という発想で開発した。
販売方法もユニークで、クラウドファンディングで購入希望者を募り、一定数に達したら、工場で生産し、ユーザーに届けられる。小売店を介さないため、手ごろな価格で購入できるメリットもある。
では早速、かほなんに商品紹介をしてもらおう。
ハンモック+テント。その実力は?
「『ヘブンテント』は、ハンモックとテントのいいとこ取りをしたようなものです。専用のマットが良くできていて、人が中に入っても普通のハンモックみたいに、床がV字に曲がらないんです。だから腰も痛くなりにくいし、寝返りも簡単。しかもコンパクトなんで持ち運びも楽!」
簡単に張るためのシンプルな構成
ヘブンテントには、以下のパーツがセットされている。
・本体
・フライシート
・蚊帳
・マットレス
・ストラップ
・ガイライン 4本
・ペグ 4本
・収納袋
「今回は、基本セットのほかに、ペグ2本とペグハンマー、それに、養生用のタオルを2枚用意しました。付属のストラップは幅があるので、ロープよりも木に与えるダメージは少ないですが、キャンプ場で張らせていただいたため、念のため木にタオルを巻いて養生しました」
では、実際に張ってもらおう。
(1)「3~4mの間隔がある木を探します。木にタオルを巻いてからストラップをかけます。先がループになっていて、そこを通すだけなので簡単です」
(2)「次にテント付属のカラビナで、ストラップにセットします。片側をセットしたら、反対側は、ストラップにテンションがかかるようにピンと張ります」
(3)「フライシートも同じカラビナでカチッと留めるだけなんで簡単です。このあとテント内の左右に付属の短いポールをセットします」
(4)「次にエアマットに空気を入れます。私が使用しているタイプは、バルブを開いて、マット本体に内蔵されたポンプを踏めば空気が入ります」
本体、マットとともに、購入時期によって仕様が変わることがあるため、現在のモデルには足で踏んで空気を入れる機能はない。
(5)「マットをテントの中に入れて、テントの四隅にあるポケットにマットの角をきっちり差し込みます」
(6)「フライシートをタープ代わりに使うときは、付属のガイドラインを角に通して木に結んだり、ポールを立ててセットすることもできます。ジャーン、できあがりました~!」
フライシートをタープのようにセットしたかほなん。こうしておけば、雨に濡れずに料理をすることもできる。また、かほなんは本体を低い位置に張り、ヘブンテントを椅子の代わりに使うこともあるという。さらに、フライシートと蚊帳は完全に取り外せるため、普通のハンモックのように大空を眺めてリラックスすることもできる。
テント内部には、片側3か所、計6か所のメッシュポケットがある。シューズやスマホなどを入れて置くにも便利だ。
木がなくても安心。地面に直接張ることもできる
「そしてもうひとつ、ヘブンテントは、ハンモックとして木に吊るすだけではなく、普通のテントのように地面に張ることもできるんです。トレッキングポール2本(または長さ1m程度の枝でも代用できる)、タープ用に使っているポール2本、それとペグ2本を用意します」
トレッキングポールの先端を本体のサイドの角に入れ、そこにガイドラインをかけて張り、地面にペグで留める。これを左右行なえば自立する。テントの前にスペースを作りたければ、フライシートの角にタープ用のポール2本を入れてセットする。これだけで、快適な居住空間ができあがる。
「木がなくても張れるから、初めて行く場所でも心配がありません。それに、マットが椅子代わりになるから、荷物を減らせるメリットもあります。設営も普通のテントより素早くできるし、コンパクトで、軽くて、ソロキャンには最高のテントだと思います」
商品情報
商品名:HAVEN TENT
価格:59,800円(税込)
サイズ:長さ198cm×幅58cm×高さ86cm(展開時)
重さ:2.78kg(パッケージ総重量)
耐荷重:129kg
発売元:NaFro https://nafrocamp.com/
※購入時期により仕様が異なる場合がございます。
取材協力/青川峡キャンピングパーク https://www.aogawa.jp/
構成/山本修二
さらに動画でチェックしてみよう!
ソロキャンで使うテントを探しているなら、かほなんが雪中で設営したレビュー動画で、その性能をさらにチェックしてみよう。