食材の買い出しや適度な運動など、生活をする上で外出はどうしても必要だけどマスクがないのでちょっと出づらい…。最近マスクが入手困難だったりすると、精神的にも、対外的にも外出すること自体が難しい場合もあります。そんな時は、手ぬぐいを使って簡単に自作する方法があります!
前回紹介したバンダナでの手作りマスク(https://www.bepal.net/know-how/survival/90703)に続き、山や旅行、温泉好きなら誰しもが持っている手ぬぐいを使って、見た目も悪くなく、「折る」「ねじる」「結ぶ」といった動作でできる、とにかく簡単な方法を紹介します!
簡単!手ぬぐい自作マスクのつくりかた
1:手ぬぐいを用意する
手ぬぐいはおおむね同サイズが多いので、服や気分で地味目、派手目など好みのものを選ぼう。今回僕はオーソドックスな「豆しぼり」にしてみました。
2:手ぬぐいを配置する
手ぬぐいの裏表がある場合は裏面を上に向けて、横置きに配置する。
3:手ぬぐいの上下を折る
手ぬぐいの上下を点線あたりで上下に谷折りで折る。折り方は次の通り。
はじめに下部を折り、次に上部を谷折りで折る。
写真は上下折り終わった状態。上下の布を少し重ね、布の枚数を増やすことで少しでも飛沫を防げる可能性をあげている。このとき、上下の幅が自分の顔の鼻の上から顎の下までになるように調整する。装着時は、写真を見て上部に鼻、下部に顎がくるように配置する。
3:両サイドを蛇腹折り(プリーツ)にする
口にあてる場所の両サイドを、「山折り」「谷折り」を繰り返しながら蛇腹折りにする。こうすることで、後で口元の広がりが均一になる。
4:両サイドをねじる
手ぬぐいの中心から両サイド同様に数回ずつ程度ねじる。ねじった後は、両サイドが紐状になるように少し引きながらさらにねじる。
写真は両側をねじった状態。ねじった両サイドの長さが均等になるように気をつける。
5:装着する
鼻と顎にほどよく布が被るようにあてたら、ねじり部分をさらにねじって軽く引く。
手ぬぐいのねじった部分を後ろに回し、一度結ぶ。
さらにもう一度「本結び」になるように結ぶ。
7:微調整する
きつさ、口周りの空間などを調整したら完成。
蛇腹折りにしてから結ぶ部分をねじったことで、口に当てている部分が均等に広がり、顔へのフィット感や隙間を減らす役割を担ってくれる。
「一枚の布から何ができるか?」
この答えをたくさん自分で編み出せることは、応急救護やキャンプの上級者への近道でもあります。簡単につくれる手ぬぐいマスク、みなさんも挑戦してみてください。