職場や外出先で一時的にマスクを外す際、直接ポケットやカバンに入れてしまっていませんか? もしくは机に置いてしまうことも多いのでは。もしかすると不衛生な状態となり、菌が繁殖しやすくなっているかもしれません。そんなときにぜひ活用してほしい新アイテムが登場!
抗菌マスクケースに収納しよう
抗菌加工が施され、細菌の増殖を抑制してくれる、マスク専用の「マスクケース」。衛生的なマスクの保管、持ち運びを可能にしてくれます。さらに注目してほしいのは、マスクケースの素材。
石灰石を主原料とした日本発の新素材「LIMEX」
マスクケースを手に取ってみると、何も言われなければプラスチック製としか思えない素材感。しかしながら、この新素材「LIMEX」は石灰石を含む無機物を50%以上含んでいるため、従来のプラスチック製品に比べて、石油由来樹脂の使用量を削減しているんです。
石灰石は世界各地での埋蔵量が豊富。日本でも100%自給自足でき、安価に入手可能な鉱物資源です。かつ高効率でリサイクルも可能なため、エコフレンドリーな素材としてもってこいです。
この「LIMEX」は、持続可能な世界を実現するための17のゴールから構成されている「SDGs」の目標のうち、8つの項目に貢献が可能だそう。2014年に国内特許も取得済みという、注目の新素材なんです。
そしてこれに併せて使いたいのが、地球に優しい素材で出来た抗菌マスク!
植物由来の糸で編んだ「洗える抗菌マスク」
いま急激に需要が高まっているマスクの多くは、石油由来プラスチックでつくられている「使い捨てのプラスチック製品」です。日本国内で家庭用マスクに使用される石油由来プラスチック量は、なんと年間で約1万トン超えるそうです。また、マスクの消費が拡大するにつれ、浜辺に漂着した使用済みマスクが確認されるなど、新たなごみ問題を招いています。
そこで登場したのが、自然に優しいマスク。その名も、「Bio Face(バイオフェイス)」。
「ポリ乳酸」というトウモロコシ等のデンプンから作られた、バイオマスプラスチック。これを糸状にした「植物由来の糸」で、マスクが作られているんです。
環境にやさしい素材でありながら、洗濯して繰り返し利用(リユース)することが可能です。
天然の抗菌作用
さらに注目すべきポイントは、ポリ乳酸の持つ「天然の抗菌作用」。ポリ乳酸の糸は、健康な人肌と同じ弱酸性で抗菌作用がある素材。手術の際に抜糸せず人間の身体に分解吸収される縫合糸としても使用され、安全性と生体適合性を有する糸なのだそう。
そんな糸を使って、ニット編み機の世界的なトップメーカーと組み立体的に編まれ、着け心地のよさという機能性も兼ね備えています。実際につけてみても、お肌をすっぽり包み込む感じで気持ちいい! ストラップ部分もマスク本体と一体構造になっているから、耳元へのストレスが軽減されて、長時間付けていても疲れにくい印象。
今後はより頻繁に、日常的に使うマスク。なるべく環境に負荷をかけないアイテムを、賢く取り入れていきたいですね。
商品名:マスクケース
値段:¥1,200(税抜)/3枚セット
商品名:Bio Face
サイズ:XS(子供用)・S(大人用小さめ)・M(大人用普通)
値段:¥1,500(税抜)
※2020年6月下旬発売開始予定
<問い合わせ先>
LIMEX
https://tb-m.com/contact/
※LIMEXマスクケースは、一般社団法人抗菌製品技術協議会が制定した「抗菌SIAAマーク」を取得しています。
※Bio Faceの抗菌持続性は、一般社団法人ニッセンケン品質評価センター試験結果に基づきます。