前回に続き、プロバードウォッチャーの♪鳥くんに、バードウォッチングでもっとも遭遇率の高い基本10種+αを聞いた。
前回は、カワセミ、メジロ、スズメ、ハシブトガラス、ハシボソカラスを紹介。
今回もそれぞれの特徴や生態を、写真とともに確認していこう!
集団ねぐらの騒音や糞が社会問題に!
◎ムクドリスズメ目ムクドリ科
全長:24㎝
九州以北では通年、沖縄では冬に見られる。農耕地、草地、河川敷など、開けた場所に多い。
トコトコ歩いて採食。飛翔時には尾の白さが目立ち、直線的に飛ぶ。駅前など、夜も明るく外敵の危険が少ない場所を集団ねぐらにする。
黄色いお腹と長い尾が特徴
◎キセキレイスズメ目セキレイ科
体長:20㎝(スズメより大)
全国に分布するが、北に生息するものは冬は暖地に移動する。さまざまな淡水の水辺で見られるが、都市部では少ない。
長い尾を上下に振りながら地面を歩き回り、昆虫などを食べる。冬はオス、メスともに、喉の色が白い。