初心者もできる奥が深い釣り!ルアーフィッシングの魅力と基本をやさしく解説!
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    2021.08.15

    初心者もできる奥が深い釣り!ルアーフィッシングの魅力と基本をやさしく解説!

    若い人たちからベテラン釣り師まで幅広い年齢層に人気があるルアーフィッシング。

    週末にもなれば、男女問わず海、川、湖などで多くの人がロッド(竿)を振っている姿を見かけます。

    かくいう私もその中のひとりです。

    ルアーフィッシングとは?

    港湾部の釣りで活躍する、筆者私物のルアーです。

    そもそもルアーとは何なのか?

    シンプルに答えると『疑似餌』のことです。

    釣りの対象となる魚はエサとして小魚や甲殻類などを捕食しています。

    釣り用語ではエサになる小魚のことを『ベイト』と呼んでいますが、ルアーを操作し、ベイトっぽく見せることで魚がエサと勘違いして食いついてきます。

    これがまさしく『ルアーフィッシング』です。

    ルアーフィッシングの醍醐味

    釣りのときは海を観察しながら、あれこれ考えを巡らせています。

    筆者は主に海でのルアー釣りをメインとしていますが、海の状況は常に変わり続けます。

    季節や天候、風の強さ、潮の満ち引き、地形など様々な要因が絡み、その場所独自の海の環境が成形されます。

    さらにはベイトが入り込んでいるかで釣りに対する期待値が変わってきます。

    海の状況を確認し、その場に合ったルアーを選択し、小魚が溜まりそうな場所にルアーを通したり、逃げ惑う小魚を演出したり、試行錯誤していきます。

    そして、選択したルアーで魚が食いついてきたり、自分が操作するルアーの動きで爆釣したりしたときなどは、何事にも代えがたい喜びになります。

    ルアーフィッシングは、自分で考え、釣果を上げるゲーム性が醍醐味であり、一度体験してしまうとやみつきになってしまうのです。

    ルアーフィッシングで抑えておきたい基本

    ここまで聞くとルアーフィッシングって難しいの?と思われがちですが、基本を押さえれば誰にでも魚を釣るチャンスがあります。

    マズメ時を狙う

    朝夕のマズメ時はチャンス。

    朝方と夕方はマズメ時と言われ、魚が釣りやすくなるゴールデンタイムです。

    魚はマズメの時間帯になると果敢にベイトを捕食しようする習性があるので、そこをうまく利用します。

    ルアーにもガンガンアタックしてくるので、この時間帯に釣りをするだけでも釣果は変わります。

    ベイトの大きさを意識する

    大型魚が釣れるときは小サバがベイトになっていることもあります。

    今の時期、ベイトになるのはどんな魚なのか意識して、そのサイズに合わせたルアーを選ぶことが重要です。

    春ならシラスやキビナゴ、初夏なら小サバや小アジ、秋ならイワシなど、どんな魚がベイトになっているのかを知るだけでルアーの選択を絞ることができます。

    ベイトが分からないのであれば、サビキ釣りをしている人がどんな魚を釣っているのか観察したり、海面に泳いでいる魚の大きさを観察したりしてみましょう。

    潮の満ち引きを理解する

    釣り場によっては2メートル近くも潮汐(ちょうせき)に差があるところもあります。

    海は太陽と月の位置関係が影響して潮の満ち引きが発生します。

    満ち引きの差が大きくなれば大潮、小さくなれば小潮と呼びます。

    また、海面が一番上昇している状態を満潮、低い状態を干潮と呼びます。

    干潮から満潮に向かう、もしくは満潮から干潮に向かっている時間帯は潮の流れがきつくなります。

    この時間帯は魚の活性が上がり、エサを求めて泳ぎ回るので、潮が流れている時間を狙うのも有効です。

    ルアーの種類

    筆者は主に4種類のルアーを使用します。

    プラグ

    筆者が愛用しているプラグたちです。筆者私物。

    プラスチックで作られたルアーを総称してプラグと言います。

    プラグの中にも種類があり、海面で水しぶきを上げてアピールするポッパーやダイビングペンシル、海面数メートル下を泳ぐミノー、さらに下の層を泳いでアピールするシンキングペンシルなど。

    これらのルアーは海の状況に応じて、使い分けています。

    ルアーを動かすことで効果を発揮しますが、ただ巻いてくるだけでOKのルアーもあります。

    メタルバイブ

    筆者がよく使うメタルバイブです。筆者私物。

    金属で作られたルアーで、巻いてくるだけでブルブルと震え、その振動や動きで魚を魅了し食わせるルアーです。

    タダ巻き(リールを巻くだけ)でOKなものが多いので、初心者の方にもピッタリなルアーと言えます。

    筆者も初めて50センチを超える魚を釣ったときは、このメタルバイブを使用してのものでした。

    メタルジグ

    使い勝手が良いメタルジグです。筆者私物。

    金属で作られたルアーで、こちらは動かしてこそ効果を発揮するルアーです。

    使い方さえ覚えれば、ひとつで海の中を全方位探ることができるのが強み。

    また、個人的には魚を掛けたときに最もバラシにくい(魚が針から外れない)ルアーだと思っています。

    ワーム

    根魚を狙うときはワームを使うことが多いです。筆者私物。

    ワームとは軟質プラスチックを使った柔らかいルアーです。

    柔らかさを最大限利用した、まるで生きているかのように、なまめかしい動きで魚を魅了します。

    こちらも小魚や甲殻類をイミテートしたものなど、さまざまな種類があります。

    ロッドによって使えるルアーが変わってくる

    ショアジギング専用ロッドで20~80グラムのメタルジグが使えると表記されています。筆者私物。

    様々なルアーがあるように、ロッドも多種多様なものが販売されています。

    釣りの種類や扱うルアーの重さによって種類分けされており、ロッドによって使えるルアーが変わってきます。

    絶対に専用のモノを使わなければならないということはありませんが、専用ロッドを使うことで、ルアーの良さが最大限発揮されます。

    どんな釣りをしたいのかでロッドの選択は変わってきます。

    どんな魚を狙うかで使うルアーは変わってくる

    シンキングペンシルのプラグで釣り上げたハマチです。

    どんな魚をターゲットにするのかでも、ルアーは変わってきます。

    一発大物を狙うのであれば、相応の大きさのルアーであったり、逆にアジなどの小型の魚を狙うのであれば、小さなワームを使ったりします。

    どんな魚が釣りたいのかを大まかに決めることによって、必要なルアーが絞り込まれます。

    ルアーゲームはおもしろい!

    アジやサバなどの小型の魚を対象としたものからマグロやカジキを狙う豪快な釣りまで、ルアーゲームは本当に多種多様で奥が深い釣りです。

    魚種や場所、季節によって攻略法が変わるので飽きることがありません。

    そして何よりどんな魚でも釣れると楽しい。

    初心者の方は釣具屋さんに行けば、ルアーフィッシングで必要な道具や釣り方を丁寧に説明してくれるので十分に活用しましょう。

    ぜひ、近場の海で遊んでみてくださいね。

    私が書きました!
    ソルトアングラー
    フジノ・キュー
    週末になると関西圏の海辺に突如出没するソルトアングラーライター。趣味はもっぱら海でのルアー釣り。
    Googleマップを頼りに未開拓の釣り場を求めて沿岸を練り歩き、自然の美しさと過酷さに魅了された冒険家気質な釣り人。

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