【漕いで、釣って、食べて】カヤックフィッシング奮闘記Vol.30
様々な種類の魚を狙えるのがカヤックフィッシングの楽しみでもあるが、ターゲットによってその都度仕掛けを変えるのは、スペースの限られたカヤックでは結構大変。そこで、仕掛けを変えずに色々な魚を狙える釣りをしてみることに。
仕様するのは『真鯛』を釣り上げたときにも使用した「ひとつテンヤ」という仕掛け。オモリについた針にエビ(解凍したもの)を刺すだけのシンプルなものだ。それを海底まで落とし、底付近にいる魚を狙う。うねうねするゴカイ系ではないので、これなら女性でも比較的簡単に出来る。
本命は鯛だがヒラメなどの根魚もよく釣れる、らしい。希望としては、なんとかホウボウを釣りあげてみたい。なぜなら食べても美味いし、生きたホウボウはとても綺麗らしいから、ぜひこの目で見てみたいのだ(釣り上げる直前でバラした経験あり)。
そんなわけで4月4日朝7時、逗子海岸から釣行スタート。実はロケの予定日がことごとく悪天候で、3月は一度もカヤックに乗れていない。約一ヶ月ぶりの海は、やっぱり気持ちいい。沼野さんの情報によると、最近はようやく海水の温度も暖かくなりつつあって、魚の活性があがっているとのこと。『前回』はノーフィッシュだったので、今回はリベンジしないと。