【アラスカ・デナリ国立公園の旅4】1年のうちに、ほんの2週間! デナリのツンドラに訪れる一瞬の秋
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • 海外の旅

    2016.11.30

    【アラスカ・デナリ国立公園の旅4】1年のうちに、ほんの2週間! デナリのツンドラに訪れる一瞬の秋

    ワンダー・レイクでのキャンプ中は、早朝に北のカンティシュナに向かうキャンパー・バスに乗せてもらって、ワンダー・レイクの北側の岸辺に行き、そこから湖越しにデナリを眺めるのが僕の日課でした。

    デナリは普段は雲に覆われていることが多く、この地を訪れてもその姿を見ることができるとは限らないのですが、このキャンプ中は、最初の雪が降った日以外はかなり天候に恵まれ、何度もデナリの全容を目にすることができました。

    これはリフレクション・ポンドと呼ばれる小さな池のほとりで撮った一枚。風のない晴れた日には、湖面が鏡のようにくっきりとデナリの姿を映し出します。

    ワンダー・レイクの周辺には、マッキンリー・バー・トレイルをはじめとするトレイルがいくつかあります。天気のいい日には、僕はカメラとレンズとベアスプレーをバッグに入れて、そうしたトレイルをゆっくりと散歩しました。朽ちて倒れた木から、無数の新たな命が芽吹いていました。

    アラスカのツンドラがこんな風に燃えるような深紅と黄金色に染まるのは、ほんの2、3週間の間だけ。その後は急激に色褪せ、冷たい雪に覆われて、長く厳しい冬が始まるのだそうです。それはほんのつかの間のことだからこそ感じられる、極北の生命の輝きなのかもしれません。

    NEW ARTICLES

    『 海外の旅 』新着編集部記事

    オーストラリア・ダーウィンでイケメンパイロットと愛の不時着!?【「海外書き人クラブ」お世話係・柳沢有紀夫の世界は愉快!】

    2024.11.23

    【佐藤ジョアナ玲子のアマゾン旅 vol.11】川幅が増え、ペケペケ号はついにアマゾン川へ。川辺で見つけた二つ星ホテル

    2024.11.23

    スピアフィッシングで巨大イソマグロに挑む小坂薫平一さん「魚突きのリスクと魅力」【動画公開中】

    2024.11.22

    なぜシベリア・ハクチョウは冬になると日本を目指すのか。その生態は?【動物ドッキリクイズ・その15】

    2024.11.22

    「世界最高のゲームフィッシュ」と釣り人が称えるピーコックバスを日本の料理人が見事な刺身に!

    2024.11.21

    アメリカのヨセミテ国立公園のみどころは?水平方向(サイクリング)と垂直方向(ハイキング)で満喫

    2024.11.21

    ガンプ鈴木さんもその味を絶賛!人力車アフリカ縦断旅の食を支える料理人にインタビュー

    2024.11.20

    洞穴から広がる雄大な景色!南アフリカ「ゴールデンゲート・ハイランズ国立公園」ハイキングコースをご紹介

    2024.11.18